本日、Hey! Say! JUMPのデジタルEP『P.U!』がリリース。サブスク解禁は初となります。
❗️New Release❕
— Hey! Sɑy! JUMP / J Storm❕ (@HeySayJUMP_JS) 2023年10月23日
Hey! Sɑy! JUMP
Digital EP「P.U!」
各サイトで配信スタート🎧#DEARMYLOVER 含む4曲
▼Listen & Downloadhttps://t.co/40H1ohsfpQ
🎶19:00〜 YouTube#ReadytoJump MVプレミア公開✨
リアルタイムで一緒に楽しみましょう!
▶︎ https://t.co/YUONuWPeWS#HeySɑyJUMP
旧ジャニーズ事務所所属歌手では少しずつデジタル解禁が行われていましたが、シングルのフィジカルセールスが20万を超える歌手の解禁については嵐以外ほぼ行われていないといえる状況でした(その嵐も、デジタル解禁後にリリースしたフィジカルシングル「カイト」ではデジタル解禁を遅らせています)。ゆえに今回のHey! Say! JUMPによるデジタル解禁は”遂に”という表現がぴったりといえます。
今後の注目点はいくつかありますが、まずはフィジカルシングルリリース時のデジタルの扱いがどうなるか、そして今夜解禁される「Ready to Jump」のミュージックビデオがフルバージョンであるかということ。ジャニーズ事務所所属歌手はフィジカルシングルのミュージックビデオをショートバージョンの形でYouTubeにて公開することが定番化していますが、今回はどうなるか気になります。
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— Hey! Sɑy! JUMP / J Storm❕ (@HeySayJUMP_JS) 2023年10月19日
10/24(火) 19:00〜
「Ready to Jump」Music Video
#JUMPチャンネル プレミア公開❗️
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SO-SO氏とのコラボMV
Teaserも公開中〜🎧🎶
▼ Digital EP「P.U!」※随時更新
https://t.co/40H1ohsfpQ
(予約注文はiTunesのみの機能です)#HSJ_PU#ReadytoJump#SOSO
🔽リマインド設定もお忘れなく
そしてもうひとつの注目点は、今回のEPにおいて新曲3曲のほかに「DEAR MY LOVER」が収録されているということ。この曲はメンバーの山田涼介さんが出演した4月クールのドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS)の主題歌として5月31日にフィジカルリリースされていますが、仮にこのフィジカルリリースのタイミングでデジタル化されていたならば所属事務所を代表する今年のヒット曲に成った可能性があると感じています。
「DEAR MY LOVER」のビルボードジャパンソングチャートにおけるCHART insightを上記に。ミュージックビデオが公開されて以降、同曲はフィジカルセールス指標初加算の前から動画再生指標(赤で表示)が安定していました。この指標は2010年代後半以降にデビューしたグループ(King & Prince、SixTONES、Snow Manおよびなにわ男子)が強い印象があるゆえ、Hey! Say! JUMPのチャート安定は同曲の浸透を物語るに十分です。
加えてこの曲はKis-My-Ft2「Love Bias」との類似性がみられます。同曲同時間帯のドラマ主題歌であり、いずれのドラマもメンバーが出演(「Love Bias」は玉森裕太さんが出演したドラマ『オー!マイ・ボス! 恋は別冊で』(TBS 2021年1月クール)主題歌)、そして動画再生指標におけるヒットは「DEAR MY LOVER」でも共通しています。
ただし「Love Bias」が一部限定でダウンロードを解禁したことによりソングチャートで再浮上を果たした一方で「DEAR MY LOVER」ではそれが行われず、ビルボードジャパンソングチャートでの100位以内エントリーはわずか2週に。「Love Bias」の登場以降チャートポリシー(集計方法)が幾度となく変更され、フィジカルのみで展開する曲のヒットが徐々に難しくなっていることもあり、デジタル施策の実施は必須となっています。
その状況下で、「DEAR MY LOVER」が遂にデジタルで解禁されました。これはおそらくHey! Say! JUMP側が同曲の人気(および主題歌に起用されたドラマの評判)を踏まえ、新曲群に加えて『P.U!』に収録したと考えていいでしょう。フィジカルリリースから時間が経過しておりソングチャートでの100位以内再登場は難しいかもしれませんが、施策次第では可能性はゼロではないというのが私見です。
最後に。旧ジャニーズ事務所所属歌手のコアファンは、他の歌手のコアファンよりもデジタルでの所有や接触に慣れていないものと思われます。ならば歌手側からのレクチャーが大事になると考えますが、Hey! Say! JUMPはデジタル解禁前に下記ポストを用意。日本の音楽業界全体がデジタルについての手ほどきを徹底することが必要と考える身として、このポストには好感を抱いています。
いよいよ来週、10.24 Release!!
— Hey! Sɑy! JUMP / J Storm❕ (@HeySayJUMP_JS) 2023年10月21日
Digital EP「P.U!」を聴く方法🎧🎶
音楽配信が初めて!という方は、
簡単ですが、是非ご一読ください。
各サービスを調べて、
お好きなものを選択してください。
▼サービス一覧はリンク先
※10/24 0:00以降、順次追加されます!
https://t.co/40H1ohsfpQ#HSJ_PU pic.twitter.com/1lmB0OZa84
またコアファンを中心に、ともすればフィジカルでの所有こそ貢献可能、サブスクは利益が乏しいから良くないという声が出てくるかもしれませんが、デジタル解禁はいつ何時でも注目された際にフックアップされやすくなり、また海外からも容易にアプローチが可能です。そしてサブスクでは億単位で再生回数を獲得するヒット曲も少なくなく、利益面が乏しいというのは正しくないと考えます。
そしてビルボードジャパンソングチャートでは、ストリーミングの有料会員による1回再生と無料会員によるそれとでウエイトに差を設けています。このチャートが利益も考慮したものになっているということを理解すれば、固定観念は溶けていくはずです。