今週日曜、嵐が全シングルCDの表題曲および新曲「Turning Up」をデジタルリリースしたことへの世間のリアクションは大きいように思われます。実際、自分も急遽翌日に取り上げました。
今日発表されるビルボードジャパンソングスチャートに先駆けて、オリコンではダウンロードランキングにて「Turning Up」が首位を獲得したとアナウンスしています。
週間売上は2.8万。集計期間が日曜〆のため、解禁から数時間での成績となります。
一方、サブスクリプションサービスでの嵐の動向をみると、「Turning Up」が11月3日の解禁日に7位、そして翌4日月曜には3位に上昇。デイリーではOfficial髭男dismのトップ3独占を阻んでいます。
そして「Turning Up」以外も躍進。
嵐席巻。11月4日付の日本でのSpotifyデイリーチャート、「Turning Up」が7→3位にアップしたほか、解禁された64曲(先行5曲含む)が200位以内に全て登場。最高は「Love so sweet」の10位、最も低い「時代」で181位。Spotifyはビルボードジャパンソングスチャート集計対象外ですが、他サービスも同様かと
— Kei / ブレストコナカ (@Kei_radio) November 5, 2019
ビルボードジャパンソングスチャートの構成指標のひとつである、サブスクリプションサービスの再生回数等に基づくストリーミング指標においてSpotifyは加算対象外となりますが、おそらく他サービスでも似た順位(「Turning Up」、「A・RA・SHI」等先行5曲、今回初解禁された楽曲の順)となっているものと思われます。日曜までの1週間好調をキープすれば、ビルボードジャパンのストリーミングソングスチャート(指標)において100位以内に20曲以上を送り込み、嵐が新記録を達成する可能性は高いかもしれません。
一方で、YouTubeでのミュージックビデオ解禁は新曲を含め公開曲数が限られているため、ストリーミング指標が好調でも動画再生指標を稼げないとなれば総合ソングスチャートで高位置に登場するかは微妙なところ。新曲「Turning Up」については今日発表のビルボードジャパンソングスチャートを、そして新曲を含め解禁された全ての曲の動向は次週のチャートをチェックして判断することを勧めます。