最新1月27日付米ビルボードソングスチャート。以前トップ10の速報をお伝えしましたが、47位に初登場した作品に驚かされました。
カントリー歌手のキャリー・アンダーウッドがベテランラッパーのリュダクリスと組んだ「The Champion」がランクイン。ロックテイストの作品で敢えてしゃがれさせたかのような声...ケリー・クラークソンやピンク(P!nk)かと思ってしまいました。
この曲、アメリカNBCで来月中継するスーパーボウル、および平昌冬季オリンピックの放送用に書き下ろされたそう。ジャンルレスなサウンドを目指したためか、カントリー界では異例となるラッパーとの共演ということもあり、同日付カントリーソングスチャートトップ50内に「The Champion」は登場していません。
それにしても、"Cは勇気(Courage)のため"等と、きちんと韻を踏みつつチャンピオンの一文字一文字をなぞらえるリュダクリスの巧さたるや(リリックビデオがその凄さをより如実に示してくれています)。このリュダクリスに負けじと、キャリーの歌声が力強くなったのかもしれませんね。曲の詳細やキャリー・アンダーウッドの近影については下記サイトに詳しく掲載されていますのでそちらを是非。
(勝手ながらリンクを貼らせていただきました。問題があれば削除させていただきます。)
カントリー×ヒップホップで真っ先に思い出したのが、フロリダ・ジョージア・ラインとネリーのコラボ「Cruise (Remix)」。
カントリー的なアレンジとなっていますがネリーとの相性は抜群。なんせ大ヒットしたデビュー曲(全米7位)のタイトルが「Country Grammar (Hot S**t)」ですし。
「Cruise (Remix)」はカントリーソングスチャートを制し、ソングスチャートでも週間4位を記録。そし2013年ソングスチャートでは年間9位にランクインしており、異色のコラボレーションが世間に受け入れられた好例となりました。果たしてキャリー・アンダーウッド×リュダクリスは「Cruise (Remix)」に続くか?チャートアクションにも注目です。