イマオト - 今の音楽を追うブログ -

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ゴスペラーズの青森プロモーション時に見えた、ラジオ局の差

歌手の方がプロモーションで青森に来るということは正直ほとんどないのですが、そんな中で、メンバーのひとりが青森県出身であったり、また全都道府県でのコンサートを行うこともあって、今回プロモーション等で来県したゴスペラーズ(黒沢薫北山陽一両氏)のラジオ出演を拝聴させていただきました。ちなみに出演した番組は、RABラジオ『GO!GO!らじ丸』(水曜パーソナリティの坂本サトルさん・上野由加里アナウンサーと北山陽一さんは同じ高校だそう)、そしてエフエム青森『ラジモット』。

(ちなみにこの件とは関係ないのですが、『ラジモット』の番組表記が、タイムテーブルブログそしてTwitterで異なるのは2年前に指摘しているのですが、未だに変わってないんですよね。とりあえず、Twitterでの番組表記にさせていただきます)

 

プロモーション活動等で番組にゲスト出演する場合、歌手側や事務所の意向により、番組のホームページへの掲載はNGということはまれにあるのですが、『~らじ丸』では番組ホームページ内の日記にて写真が掲載されています。ちなみに左端は月一回水曜日に出演するアーサー・ビナード氏。

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そういえば、番組の日記の更新が遅いというリスナーの方からの指摘が以前ありましたが、今朝の段階では昨日までの放送後記がきちんと掲載されていました。RABではテレビ・ラジオの双方ともTwitterFacebookを開設していない状況において、ホームページ担当者を経由しないと更新出来ないというワンクッションの存在(イコール煩わしさと言っても過言ではないでしょう)を考えれば、日記執筆者にとっては非常に負担がかかる作業であるとはいえ、ゲストの方が出演された際に放送後記にてファンに向けてきちんと伝えていることは好印象と言えるでしょう(いやいや、当然のことなのかもしれませんが)。ただ、日記のタイトルが『らじ丸Dialy』とあるのですが、これって"Diary"の誤りですよね。早急な改善を希望します。

 

他方、(別番組ではあるのですが)Facebookが、そして番組独自のTwitterが用意されているエフエム青森側では、未だに更新がない状況なんですよね。ブログは既に1ヶ月以上更新がなく、あたかも放置されているかのような印象すら抱きます(一画面にクリスマスの話題が見えるのですから尚の事)。

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そして番組のTwitterアカウントでは、出演アナウンスはされたものの、出演後の写真掲載はなし。水曜・木曜担当DJの稲葉みどりさんの個人アカウントが発するツイートへのリツイート、およびゴスペラーズ出演の翌日の番組で話題となった(と思しき)みなと食堂のツイートが、出演アナウンス後に登場しているのですが、ゴスペラーズ出演の事実はなぜ掲載されないのかが非常に疑問です。

『~らじ丸』では写真が掲載されており、歌手側からのNGはないはず。しかも、黒沢薫さんはこのような写真を掲載していますから尚更なのです。

黒沢さんは写真掲載時に『FM青森にて。沢山の皆さんがサテライトスタジオ前で待っててくれて、感動。』とコメント。スタジオ内での撮影は行われていたわけです。もしかしたら黒沢さんはプライベート的な写真を撮影し、一方で(『~らじ丸』に掲載されたような)DJ陣との写真は放送局側に任せて(託して)いたのかもしれません。あくまで仮の話ではありますがそうだとすれば、写真の掲載に至ってないのは非道な話ですね。

 

 

エフエム青森の平日帯の生番組はこの『ラジモット』のみ(RABラジオは『~らじ丸』および『今日も!あさぷり』の二本)。いわばエフエム青森側は『ラジモット』一本に局全体で注力出来るはず…にも関わらず、放送後のこの状況の差は、はっきりいって体たらくだとしか言いようがありません。ゴスペラーズファンに対しても、番組のリスナーに対しても失礼だと思います。その配慮のなさが局離れを起こしていることは、匿名掲示板でのエフエム青森の言及のあまりの低さ("AFB(エフエム青森の略称) RAB"と検索すれば上位に登場します)で明らかなのですが、配慮のなさが局離れのみならず、青森県民の"ラジオ離れ"すら起こしているのだとしたら、ラジオ人のひとりとして、これほど罪深いことはないと断言します。エフエム青森の方々にとってラジオとは何か、誰のために行っているのか、一人ひとりに問いたいという思いに駆られています。