(※追記(2月3日20時02分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)
現地時間の2月2日月曜に発表された最新2月7日付米ビルボードソングチャート(集計期間:1月23~29日)。初登場から2連覇を達成していたブルーノ・マーズ「I Just Might」は6位に後退、ハリー・スタイルズ「Aperture」が首位初登場を果たしています。
Harry Styles’ ‘Aperture’ Debuts at No. 1 on Billboard Hot 100https://t.co/EJg68uq4Xt
— billboard (@billboard) 2026年2月2日
英では1月23日、米では1月22日の東部時間19時にリリースされたハリー・スタイルズ「Aperture」は、1月23日にミュージックビデオが公開。ストリーミング1820万、ダウンロード4,000およびラジオ2710万をそれぞれ記録し、ストリーミングは「As It Was」に続きキャリア2曲目の首位に。ダウンロードは4位、ラジオでは19位に登場し、後者は「As It Was」と同じキャリア最高位での初登場となります。
「Aperture」はハリー・スタイルズによる4枚目のアルバム『Kiss All The Time. Disco, Occasionally』(3月6日リリース)の収録曲。これまでリリースした3作(『Harry Styles』(2017)。『Fine Line』(2019)および『Harry's House』(2022))はすべて首位を獲得したほか、ハリーが在籍していたワン・ダイレクションでは2012年からの3年間で4作がアルバムチャートを制しています(もう1作はトップ5入り)。
「Aperture」は2月1日に32歳を迎えたばかりのハリー・スタイルズにとって、「Watermelon Sugar」(2020年8月 1週)、「As It Was」(2022年4月以降 通算15週)に続くキャリア3曲目の首位に。また初登場での首位獲得は「As It Was」に続き2曲目となります。ソングチャートでのトップ10入りは今回が8曲目となり、ワン・ダイレクションとしては6曲が10位以内にランクインを果たしています。
ハリー・スタイルズ「Aperture」は米ビルボードソングチャート開始以降通算1,186曲目の首位獲得作品に。また初登場での首位獲得は88曲目となります。2週前にはブルーノ・マーズ「I Just Might」が首位初登場を果たしていますが、「Aperture」はその「I Just Might」を上回った形です。なお「I Just Might」は総合ソングチャートと集計期間を同一とするホットR&B/ヒップホップソングチャート、およびホットR&Bソングチャートにて、共に3週目の首位を獲得しています。
ソングチャートにおける2曲の首位初登場作品誕生は、今年が最速。アリアナ・グランデ「Yes, And?」(2024年1月27日付)およびミーガン・ザ・スタリオン「Hiss」(同年2月10日付)が首位初登場を果たした2024年よりも速いペースを今年達成しています。なお2月中に2曲の首位初登場曲が生まれたもうひとつの年は2011年となり、ブリトニー・スピアーズ「Hold It Against Me」(2011年1月29日付)およびレディー・ガガ「Born This Way」(同年2月26日付)が初登場で制しています。
ハリー・スタイルズ「Aperture」はホットダンス/ポップソングチャートでも首位初登場。このチャートが誕生した2025年1月以降、総合ソングチャート共々制するのは「Aperture」が初となります。またアリアナ・グランデ「Yes, And?」が総合ソングチャートおよびホットダンス/エレクトロニックソングチャートを制して以来となる、ダンスソング(メインのダンスソングチャートにランクインした曲と定義)での総合チャート制覇作品となります。
当週はエラ・ラングレー「Choosin' Texas」が6→2位に浮上し、同曲最高位を更新。またホットカントリーソングチャートでは10週目の首位に立っています。
「Choosin' Texas」の2位浮上に伴い、ハリー・スタイルズ「Aperture」共々コロンビアレコードがワンツーフィニッシュを達成。同一レコード会社によるワンツー達成は2025年12月13日付におけるマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」およびワム!「Last Christmas」以来となり、この2曲もコロンビアレコード発となります。なおそれ以前となるコロンビアレコード作品でのワンツーフィニッシュは2022年8月20日付における、ビヨンセ「Break My Heart」およびハリー・スタイルズ「As It Was」となります。
オリヴィア・ディーン「Man I Need」は総合2→3位に後退するも、ラジオは前週比1%アップの6320万を記録し同指標初の首位に。オリヴィアにとってもキャリア初となります。また「Man I Need」はアダルトポップエアプレイチャートでもキャリア初の首位に。なおポップエアプレイチャートでは1月に5週首位を獲得しています。
なお前週ラジオ指標を制していたアレックス・ウォーレン「Ordinary」は総合5→7位に。同曲は前週まで、歴代最長タイとなる通算27週に渡りラジオ指標を制していました。
総合ソングチャートを制したハリー・スタイルズはレディッチ、オリヴィア・ディーンはロンドン出身。イギリスの歌手が総合ソングチャートおよびラジオ指標を同時に制したのはサム・スミス以来となります(キム・ペトラスと共演した「Unholy」が2022年に双方で首位を獲得)。
ソンバー「Back To Friends」は7→8位に後退するも、ホットロック&オルタナティブソングチャートで通算15週目の首位を獲得しています。
最新のトップ10はこちら。
This week's top 10 on the #Hot100 (chart dated Feb. 7, 2026).
— billboard charts (@billboardcharts) 2026年2月2日
Details: https://t.co/kcoLpDMaIj pic.twitter.com/sojwE2c28X
1位 (初登場) ハリー・スタイルズ「Aperture」
2位 (前週6位) エラ・ラングレー「Choosin' Texas」
3位 (2位) オリヴィア・ディーン「Man I Need」
4位 (4位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」
5位 (3位) テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」
6位 (1位) ブルーノ・マーズ「I Just Might」
7位 (5位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」
8位 (7位) ソンバー「Back To Friends」
9位 (8位) ケラーニ「Folded」
10位 (10位) テイラー・スウィフト「Opalite」
続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。2月7日付ではGlobal 200にてハリー・スタイルズ「Aperture」が首位初登場。Global 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.ではテイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」が首位の座をキープしています。
Picture-Perfect: Harry Styles’ ‘Aperture’ Snaps Up No. 1 Debut on Global 200https://t.co/bmAQBsAqz9
— billboard (@billboard) 2026年2月2日
This week's top 10 on the Global 200 (chart dated Feb. 7, 2026).
— billboard charts (@billboardcharts) 2026年2月2日
Details: https://t.co/47RwZwzf7q pic.twitter.com/DnfpgZN2iw
This week's top 10 on the Global Excl. U.S. chart (dated Feb. 7, 2026).
— billboard charts (@billboardcharts) 2026年2月2日
Details: https://t.co/47RwZwzf7q pic.twitter.com/EUomYX9EQs
ハリー・スタイルズ「Aperture」はGlobal 200にてストリーミング5130万およびダウンロード9,000を記録し、初登場で首位に。Global Excl. U.S.ではストリーミング3350万およびダウンロード4,000となり、3位に初登場を果たしています。ハリーにおけるトップ10ヒットはGlobal 200で7曲目、Global Excl. U.S.では6曲目。またGlobal 200での首位獲得は「As It Was」(2022 通算15週)に次ぐ2曲目となります。
テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」がGlobal Excl. U.S.で通算7週目の首位に。ストリーミングは前週比6%ダウンの4190万、ダウンロードは同28%ダウンの4,000を記録しています。なおGlobal 200では2位に後退しています。
※追記(2月3日20時02分)
日本時間の2月3日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。
2月7日付 #Global200 における日本の楽曲の動向。
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2026年2月3日
(集計期間:1月23~29日)https://t.co/SdjUqOxjX2
43→51位 #米津玄師「IRIS OUT」
77→89位 #KingGnu「AIZO」
79→119位 #MrsGREENAPPLE「lulu.」
なお前週より、YouTubeがデータ提供を取り止めています。
米ビルボードのグローバルチャート(#Global200 および Global 200から米の分を除いた #GlobalExclUS)については、ブログ #イマオト にて解説しています。https://t.co/WBkj49nD5I
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2026年2月3日
なおGlobal Excl. U.S.は米ビルボード有料会員のみ閲覧可能のため、10位未満は紹介できません。ご了承ください。