ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"します。記事化初回のエントリーにてその理由を記載しています。
ビルボードジャパンでは2025年下半期の集計期間初週である6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは100位以内に53週以上、アルバムチャートでは同27週以上ランクインした作品に減算処理を施します。
<8月6日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
(該当作品はありません。)
・アルバムチャート
(該当作品はありません。)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
7月28日~8月3日を集計期間とする8月6日公開分のトップアーティストチャート(Artist 100)では、Mrs. GREEN APPLEが首位をキープしています。

(8月6日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
ビルボードジャパンがソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標にリカレントルールを導入し、ロングヒット作品が有利ではなくなった下半期においてもMrs. GREEN APPLEは10週のうち7週首位に。7月2日公開分以降6週連続でその座に就いています。
ベストアルバム『10』がアルバムチャートで首位に返り咲いたことも相まって、当週のトップアーティストチャートではフィジカルセールス(7位)を除く5指標で首位に。5指標以上の制覇は7月16日公開分以降4週連続となります。
当週は3組がトップ10内に上昇し、IVEが80→4位に。トップアーティストチャートではストリーミング指標53位を記録した一方、日本版EP『Be Alright』はアルバムチャートにおいてストリーミング300位以内に達せず同指標未加算に。韓国版EP『IVE EMPATHY』は今年2月のアルバムチャート初登場時にストリーミング指標19位を記録していました。
「Same numbers」がソングチャートを制した乃木坂46はトップアーティストチャートで57→5位に。フィジカルセールス指標を制した一方、デジタル指標群はダウンロード32位、ストリーミング53位等、開きが生じています。
ENHYPENはソングチャートにて「Shine On Me」が2位に入り、トップアーティストチャートでも100位未満→7位に。ハーフミリオンを記録したフィジカルセールスが牽引した一方、ストリーミングは96位に。これら3組がストリーミング指標で上昇するかが、次週総合トップ10内をキープできるかの鍵といえるでしょう。
前週「SERIOUS」がソングチャートを制し、トップアーティストチャートでも4位に上昇したSnow Manは当週ソングチャートで7位、歌手別チャートでは8位に後退。しかしながら前フィジカルシングル表題曲「BREAKOUT」はソングチャート1→18位、トップアーティストチャート6→17位と推移しており、集計期間5日目に「SERIOUS」をデジタル解禁したことが反映しています。
さて当週は、カラオケ指標にも注目。アイドルやダンスボーカルグループが強くないこの指標ですが、ロングヒット曲を輩出することで日本語以外の作品であっても加点対象となることは、ちょうど4年前に最高14位を記録したBTSが証明しています。当週トップ10内に再浮上した3組はカラオケ指標の加点実績がない一方、総合2位に浮上したHANAはカラオケ指標21位と好調。リリースわずか5曲での成績であることも注目です。
<8月6日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週1位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (3位) HANA
3位 (5位) back number
4位 (80位) IVE
5位 (57位) 乃木坂46
6位 (6位) Vaundy
7位 (100位未満) ENHYPEN
8位 (4位) Snow Man
9位 (7位) ちゃんみな
10位 (10位) ORANGE RANGE