ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<1月14日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
back number「瞬き」(1月7日公開分 総合72位)
・アルバムチャート
Mrs. GREEN APPLE『10』(1月7日公開分 総合2位)
西野カナ『to LOVE』(同 総合83位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
1月14日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:1月5~11日)では、Mrs. GREEN APPLEが2週連続で首位を獲得しています。

(1月14日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
Mrs. GREEN APPLEは2026年度のトップアーティストチャートにて、7週のうち6週で首位に。『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と記載)等の効果もあってかカラオケ指標では昨年11月12日公開分以来となる首位に返り咲き。一方でストリーミング指標は首位をキープするもベストアルバム『10』はリカレントルール初適用となり、アルバムチャートでは総合2→12位、ストリーミング指標3→14位に、それぞれ後退しています。
紅白効果が特に大きく反映されたのがちゃんみなさん。歌手別チャートでは12→5位となり、昨年9月24日公開分(10位)以来となるトップ10返り咲きを果たしています。Streamimg Songsチャートでは「SAD SONG」が43→20位、再生回数前週比約155.5%を記録する等好調に推移し、総合ソングチャートでは100位以内に5曲、総合アルバムチャートでは100位以内に3作品がランクインしています。
また、ちゃんみなさんが手掛けるHANAも好調。歌手別チャートでは2位をキープしていますが、紅白で披露された「ROSE」はストリーミング再生回数前週比123.6%、ポイント前週比119.1%となり、紅白披露曲の中で特に高い数値を記録しています。2月最終週にファーストアルバムをリリースすることから、それまで勢いを保てるかが今後のポイントです。
当週トップ10内に返り咲いたのは先述したちゃんみなさんのみ。一方、King Gnuが34→11位と推移しトップ10内目前に迫っています。今回の集計期間5日目にリリースした「AIZO」(テレビアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」オープニングテーマ)が総合ソングチャートで6位に初登場しており、1週間分が初めてフル加算される次週は歌手別チャートでもどう推移するか、注目です。
King Gnuのひとつ下にはM!LKがランクイン(14→12位)。注目はカラオケ指標が24→15位と推移していることですが、もっといえばこの指標は昨年12月3日公開分まで300位以内に入らず加点されていませんでした。紅白で披露した「イイじゃん」、そして「好きすぎて滅!」のヒットがカラオケ人気に、そしてアーティストパワーの増大に大きく影響していることが、ここから読み取れます。
<1月14日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週1位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (2位) HANA
3位 (3位) back number
4位 (4位) 米津玄師
5位 (12位) ちゃんみな
6位 (6位) Vaundy
7位 (5位) Number_i
8位 (9位) Official髭男dism
9位 (7位) BE:FIRST
10位 (8位) Snow Man