(※追記(11月19日12時05分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)
(※追記(11月20日4時15分):エントリー公開後、米ビルボードによるチャート紹介専用Xアカウントがグローバルチャートのトップ10画像付ポストを投稿したため、その発信内容を貼付しています。)
現地時間の11月17日月曜に発表予定だった、最新11月22日付米ビルボードソングチャート(集計期間:11月7~13日)が1日遅れて発表。テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」が初登場から6連覇を達成しています。なお、米ビルボードによる遅延アナウンスは昨日午前6時前にアナウンスされています。
This week's #Hot100 and Global chart announcements are delayed until tomorrow, Nov. 18. All charts are scheduled to refresh tomorrow on https://t.co/n9pu3ITclW.
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年11月17日
テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」はストリーミングが前週比4%ダウンの2620万(同指標通算5週目の首位)、ダウンロードが同13%ダウンの25,000(同指標通算5週目の首位)、ラジオが同5%アップの6220万(同指標4位)を記録しています。
当週のダウンロード指標のうち、15,000は以前予約が行われた2種のCD(オリジナルバージョンおよびそのインストゥルメンタル、"Alone In My Tower Acoustic Version"およびそのインストゥルメンタルを収録)が集計期間中に発送されたことに伴うもの。残り10,000はデジタルダウンロードとなります。
テイラー・スウィフトにおいては、キャリア13曲の首位獲得作品の中で「The Fate Of Ophelia」が「Anti-Hero」(2022年11月5日付以降 通算8週)、「Blank Space」(2014年11月29日付以降 通算7週)に続き、自身3曲目となる6週以上の首位達成曲に。また「The Fate Of Ophelia」は「Anti-Hero」に続き、初登場以降6週連続での首位獲得となります。
この"初登場以降6週連続での首位獲得が2曲"というのはマライア・キャリーに続き2組目の記録達成となります。マライアは、共にアルバム『Daydream』に収録された「Fantasy」が1995年9月の初登場以降8週連続で、そしてボーイズIIメンとの「One Sweet Day」が同年12月以降16週連続で首位を獲得。後者は当時の最長首位獲得記録を樹立しています。
テイラー・スウィフト『The Life Of A Showgirl』収録曲の「The Fate Of Ophelia」は、共に初登場から6週連続で首位を獲得。『The Life Of A Showgirl』はアルバムチャート初登場時、史上最多の週間ユニット数(400万2千ユニット)を記録しています。
『The Life Of A Showgirl』そして「The Fate Of Ophelia」はアルバム/ソングチャート共に首位初登場を果たした17作品/曲目に。これまでの16作品/曲においては2作品/曲における2連覇が最高であり、『The Life Of A Showgirl』および「The Fate Of Ophelia」は共に首位初登場以降6連覇を達成した初の事例となります。
ソンバー「Back To Friends」が11→10位となり、キャリア初のトップ10ヒットに。ストリーミングは前週比1%アップの1030万、ダウンロードは同169%アップの2,000、ラジオは同11%アップの2990万を記録。ダウンロード指標では、デジタルダウンロードおよびレコードが加点対象となっています。
「Back To Friends」はソンバーが単独でソングライトおよびプロデュースを担当。彼は今年4月に初のソングチャート100位以内エントリーを果たし、その後「Undressed」が10月に最高16位を記録しています。「Back To Friends」は登場33週目でのトップ10入りとなり、男性ソロ歌手による初のトップ10ヒットとしてはショーン・ポール「Gimme The Light」(2002 29週)を上回り単独最長記録を達成しています。
ソンバー「Back To Friends」は総合ソングチャートと集計方法を同一とするホットロック&オルタナティヴソングチャートで通算6週目の首位に。9月以降6週首位を獲得していた「Undressed」からその座を引き継いでいます。
トップ10内ではアレックス・ウォーレン「Ordinary」が総合3位をキープ。ラジオは前週比4%ダウンの7430万となり、同指標通算22週目の首位を獲得しています。
レオン・トーマス「Mutt」は8→7位に浮上し、同曲最高位を更新。総合ソングチャートと集計方法が同一のホットR&B/ヒップホップソングチャートでは通算12週目、ホットR&Bソングチャートでは同29週目の首位を獲得しています。なおソンバー、アレックス・ウォーレン、レオン、そして「Man I Need」が当週5→4位と推移し同曲最高位を更新したオリヴィア・ディーンはいずれも、来年開催のグラミー賞にて最優秀新人賞にノミネートされています。
最新のトップ10はこちら。
This week’s top 10 on the #Hot100 (chart dated Nov. 22, 2025) 💯
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年11月18日
Details: https://t.co/qoviF8Pcgf pic.twitter.com/tuxWHt6g5c
1位 (前週1位) テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」
2位 (2位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」
3位 (3位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」
4位 (5位) オリヴィア・ディーン「Man I Need」
5位 (4位) テイラー・スウィフト「Opalite」
6位 (6位) ジャスティン・ビーバー「Daisies」
8位 (7位) ケラーニ「Folded」
9位 (9位) モーガン・ウォーレン「I Got Better」
10位 (11位) ソンバー「Back To Friends」
続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。11月22日付ではGlobal 200、またGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.共に、HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が双方のチャートで通算16週目の首位に立っています。
HUNTR/X’s ‘Golden,’ From ‘KPop Demon Hunters,’ Scores Sweet 16th Week Atop Global Chartshttps://t.co/hIPP9m1PfG
— billboard (@billboard) 2025年11月18日
This week's top 10 on the Global 200 (chart dated Nov. 22, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年11月19日
Details: https://t.co/TLBgx9E3pL pic.twitter.com/ZwTvX75bMs
This week's top 10 on the Global Excl. U.S. chart (dated Nov. 22, 2025).
— billboard charts (@billboardcharts) 2025年11月19日
Details: https://t.co/TLBgx9E3pL pic.twitter.com/k6EfjPzl3q
HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」はGlobal 200でストリーミングが前週比6%ダウンの1億1100万およびダウンロードが同13%ダウンの12,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミングが前週比5%ダウンの8480万およびダウンロードが同6%ダウンの7,000を、それぞれ記録しています。
Global 200におけるHUNTR/X「Golden」の通算16週目となる首位獲得は、このチャートが2020年9月に開始して以降歴代単独3位となる長期首位に。マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」が2020年12月以降通算19週、レディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」が2024年9月以降通算18週首位を獲得しており、「Golden」はそれらに続いています。なお「All I Want For Christmas Is You」は当週、43→18位に上昇しています。
またGlobal Excl. U.S.においてはHUNTR/X「Golden」が、ロゼ & ブルーノ・マーズ「APT.」(19週)、レディー・ガガ & ブルーノ・マーズ「Die With A Smile」(17週 共に2024-2025)に続き、首位獲得週数が単独3位となっています。
ビザラップ & ダディー・ヤンキー「Bzrp Music Sessions, Vol. 0/66」がGlobal 200で8位、Global Excl. U.S.では6位に初登場。集計期間前の11月5日にリリースされた同曲は初の1週間フル加算に伴い、Global 200ではストリーミング4280万およびダウンロード2,000、Global Excl. U.S.ではストリーミング3940万を記録しています(Global Excl. U.S.におけるダウンロード指標の数値は記事未記載)。
ビザラップはGlobal 200において4曲目のトップ10入り。いずれも"Bzrp Music Sessions"関連であり、ケベードとの「…Vol.52」が2022年7月以降通算4週首位、シャキーラとの「…Vol.53」が2023年1月に2位、ペソ・プルマとの「…Vol.55」が2023年6月に2位を記録しています。一方、ダディー・ヤンキーにとってはGlobal 200初のトップ10入りとなります。
Global Excl. U.S.においては、ビザラップが6曲目のトップ10入り。こちらもすべて"Bzrp Music Sessions"関連であり、ケベードとの「…Vol.52」が2022年に通算6週首位、シャキーラとの「…Vol.53」が2023年に2位、ペソ・プルマとの「…Vol.55」が2023年に1週首位、ミロ・Jとの「…Vol.57」が2023年に10位、そしてヤング・ミコとの「…Vol.58」が2024年に5位を獲得。またダディー・ヤンキーにとっては2曲目のトップ10ヒットとなります。
Global Excl. U.S.ではロザリア & ヤーリッツァ(Yahritza y Su Esencia)「La Perla」が9位に初登場。ストリーミングは2760万を記録しています(ダウンロード指標は記事未記載)。ロザリアはGlobal Excl. U.S.で6曲目となるトップ10入り、またヤーリッツァにとっては初となります。同曲を収録したニューアルバム『LUX』は、ロザリアにとって米ビルボードアルバムチャートで初のトップ10ヒットに至っています。
米津玄師「IRIS OUT」はGlobal Excl. U.S.にて、3→5位に後退しています。
※追記(11月19日12時05分)
日本時間の11月19日昼までに、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。
11月22日付 #Global200 における日本の楽曲の動向。
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2025年11月19日
(集計期間:2025年11月7~13日)https://t.co/SdjUqOxjX2
8→11位 #米津玄師「IRIS OUT」
50→66位 米津玄師, #宇多田ヒカル「JANE DOE」
米ビルボードのグローバルチャート(#Global200 および Global 200から米の分を除いた #GlobalExclUS)については、ブログ #イマオト にて解説しています。https://t.co/WBkj49nD5I
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2025年11月19日
なおGlobal Excl. U.S.は米ビルボード有料会員のみ閲覧可能のため、10位未満は紹介できません。ご了承ください。