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【海外ビルボード】ザック・ブライアン、米アルバム&ソングチャート双方にて初登場首位を獲得

現地時間の9月4日月曜が祝日のため翌日に発表された、最新9月9日付米ビルボードソングチャート(集計期間:8月25~31日)。初登場から2週連続で首位を獲得していたオリヴァー・アンソニー・ミュージック「Rich Men North Of Richmond」は6位に後退、ザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」が初登場で首位を獲得しました。

ビルボードソングチャート65年の歴史において通算1,154曲目、初登場での首位獲得は70曲目となったザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」は、ストリーミングが3370万(同指標首位)、ダウンロードが10,000(同指標4位)、ラジオが263,000(同指標50位未満)を記録。ラジオにおいては公式プロモートは行われていませんが、3分の2にあたる175,000はビルボードのカントリーエアプレイチャートへのリポーターによるものでした。なおストリーミングにおいてはこの曲がSpotifyによる最新曲紹介のプレイリスト、”New Music Friday”にて巻頭およびカバーを飾っていました。

ザック・ブライアン、ケイシー・マスグレイヴス共に首位獲得は「I Remember Everything」が初。ザックはこれまで4曲をソングチャート100位以内に送り込んでおり、最高位は「Something In The Orange」の10位(2023年1月に記録)。同曲は2022年5月7日付から2023年8月5日付の計66週に渡ってランクインしており、男性ソロ歌手によるカントリー曲としては最長記録となります。沖縄生まれでオクラホマ州オロガ育ちのザックは、5月に開催されたアカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワードで新人男性アーティスト賞(New Male Artist Of The Year)を受賞しています。

その他、前週までにおけるザック・ブライアンのソングチャートエントリー曲にはマギー・ロジャースをフィーチャーした「Dawns」(42位)、「Oklahoma Smoke Show」(81位)および「Burn, Burn, Burn」(99位)があります(この3曲のランクイン記録については後述する記事に掲載されています)。

ケイシー・マスグレイヴスにおいてはソングチャート初エントリー(「Merry Go 'Round」(2013 63位)から10年を経て、初の首位に至っています。これまでの最高位は「Follow Your Allow」(2014 60位)であり、その他「Rainbow」(2019 98位)もランクイン。ケイシーはこれまで六度グラミーを獲得しており、『Golden Hour』(2018)は翌年開催の第61回グラミー賞にて最優秀アルバム賞を獲得しています。

 

「I Remember Everything」はホットカントリーソングチャート、ホットロック&オルタナティブソングチャートおよびホットロックソングチャートにて首位に初登場。これらはいずれもソングチャートと計算方法が同一であり、ソングチャート、ホットカントリーソングチャートおよびホットロック&オルタナティブソングチャートを同時に制した初の作品となりました(なおホットロック&オルタナティブソングチャートは2009年に開始しています)。

ザック・ブライアンが先述した3つのジャンル別チャートを制したのは二度目。「Something In The Orange」ではホットカントリーソングチャートで6週、ホットロック&オルタナティブソングチャートおよびホットロックソングチャートでは20週、首位を獲得しています。ケイシー・マスグレイヴスはいずれのチャートも初制覇となります。

またソングチャートおよびホットカントリーソングチャートの双方で首位を記録したのは「I Remember Everything」が24曲目。2023年においては4曲目となり、1975年に次ぐ記録となります。

<米ビルボードソングチャートおよびホットカントリーソングチャート双方を制した曲>

・ザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」(2023)

・オリヴァー・アンソニー・ミュージック「Rich Men North Of Richmond」(2023)

・ジェイソン・アルディーン「Try That In A Small Town」(2023)

モーガン・ウォレン「Last Night」(2023)

テイラー・スウィフト「All Too Well (Taylor's Version)」(2021)

テイラー・スウィフト「We Are Never Ever Getting Back Together」(2012)

ローンスター「Amazed」(1999-2000)

ケニー・ロジャース duet with ドリー・パートン「Islands In The Stream」(1983)

・エディ・ラビット「I Love A Rainy Night」(1981)

ドリー・パートン「9 To 5」(1981)

ケニー・ロジャース「Lady」(1980)

グレン・キャンベル「Southern Nights」(1977)

・C.W.マッコール「Convoy」(1975-1976)

ジョン・デンバー「I'm Sorry」(1975)

グレン・キャンベル「Rhinestone Cowboy」(1975)

ジョン・デンバー「Thank God I'm A Country Boy」(1975)

・フレディ・フェンダー「Before The Next Teardrop Falls」(1975)

・B.J.トーマス「(Hey Won’t You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song」(1975)

・チャーリー・リッチ「The Most Beautiful Girl」(1973)

・ボビー・ゴールズボロ「Honey」(1968)

・ジェニー・C. ライリー「Harper Valley P.T.A.」(1968)

・ジミー・ディーン「Big Bad John」(1961)

マーティ・ロビンス「El Paso」(1959-1960)

・ジョニー・ホートン「The Battle Of New Orleans」(1959)

ビルボードが7月に報じたように、カントリー・ミュージックは今年急成長。ルミネート社によると、アメリカにおけるカントリージャンルの消費量は2023年の前半26週において前年比20.3%増に。2022年の同期間で2.5%増となっており、今年このジャンルが大きく伸びていることが解ります。

今年のカントリーソングによる総合ソングチャート制覇は4曲連続。ザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」は前週まで2連覇を達成していたオリヴァー・アンソニー・ミュージック「Rich Men North Of Richmond」(8月26日付~9月2日付)に次ぐ首位獲得曲であり、その前はモーガン・ウォレン「Last Night」(8月12日付~8月19日付)、ジェイソン・アルディーン「Try That In A Small Town」(8月5日付)が首位に。この4曲連続は史上初であり、これまでは1981年(ドリー・パートン「9 To 5」~エディ・ラビット「I Love A Rainy Night」)および1975年(フレディ・フェンダー「Before The Next Teardrop Falls」~ジョン・デンバー「Thank God I'm A Country Boy」)における2曲連続が最大となっていました。

総合ソングチャートおよびカントリーソングチャートの双方を制した曲で男女歌手による作品は2曲目。ビー・ジーズがソングライトを手掛けたケニー・ロジャース duet with ドリー・パートン「Islands In The Stream」(1983)以来となります。

「I Remember Everything」はザック・ブライアンとケイシー・マスグレイヴスによる共作であり、ザックがソロでプロデュースを担当。2名以外の共作者が存在しないデュエット曲での首位獲得はエド・シーラン & ビヨンセ「Perfect」(2017年12月23日付)以来となります。同曲はエドが単独でソングライトを手掛け、ビヨンセがリミックス版に参加した際に共作者としてクレジットされています。

ザック・ブライアンは最新9月9日付米ビルボードアルバムチャートにて『Zach Bryan』が首位に初登場。これによりアルバムチャートとソングチャートの双方で初登場にて首位を獲得した歌手となりました。

<アルバムおよびソングチャート 同時に初登場首位を獲得した歌手>

・ザック・ブライアン『Zach Bryan』「I Remember Everything (feat. ケイシー・マスグレイヴス)」(2023年9月9日付)

テイラー・スウィフト『Midnights』「Anti-Hero」(2022年11月5日付)

・ドレイク『Honestly, Nevermind』「Jimmy Cooks (feat. トゥエニーワン・サヴェジ)」(2022年7月2日付)

・フューチャー『I Never Liked You』「Wait For U (feat. ドレイク & テムズ)」(2022年5月14日付)

テイラー・スウィフト『Red (Taylor's Version)』「All Too Well (Taylor's Version)」(2021年11月27日付)

・ドレイク『Certified Lover Boy』「Way 2 Sexy (feat. フューチャー & ヤング・サグ)」(2021年9月18日付)

ジャスティン・ビーバー『Justice』「Peaches (feat. ダニエル・シーザー & ギヴィオン)」(2021年4月3日付)

テイラー・スウィフト『Evermore』「Willow」(2020年12月26日付) 

BTS『BE』「Life Goes On」(2020年12月5日付) 

テイラー・スウィフト『Folklore』「Cardigan」(2020年8月8日付)

(※米ビルボードの記事ではジャスティン・ビーバーの記載はありませんが、アルバムチャートおよびソングチャートのアーカイブにて判明しており、こちらにて記載しています。)

『Zach Bryan』はまた、カントリーアルバムチャート、ロック&オルタナティブアルバムチャート、ロックアルバムチャートおよびアメリカーナ/フォークアルバムチャートも制しています。

 

「I Remember Everything」はワーナーレコード発の作品であり、同社の首位獲得は2013年以来となります(マックルモア & ライアン・ルイス feat. ワンツ「Thrift Shop」(2013年2月 6週首位)、バウアー「Harlem Shake」(2013年3月 5週首位)、マックルモア & ライアン・ルイス feat. レイ・ダルトン「Can't Hold Us」(2013年5月 5週首位))。1958年に設立された同社は1960年に初のナンバーワンヒットを獲得(エヴァリー・ブラザーズ「Cathy's Clown」)、2019年にワーナー・ブラザースからワーナーレコードに変更後、「I Remember Everything」が初の首位獲得曲となりました。

 

曲名に”Remember”が付いている作品の首位獲得は今回の「I Remember Everything」が初となります(これまでの最高位はマドンナ「I'll Remember」(1994)の2位)。一方で”Everything”が付いた曲の首位獲得は9度目となり、うち”Bryan”という歌手名は2回登場します。

<曲名に”Everything”が付く作品の首位獲得一覧>

・ザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」(2023)

・ピットブル feat. ニーヨ、アフロジャック & ネイヤー「Give Me Everything」(2011)

ヴァーティカル・ホライズン「Everything You Want」(2000)

ブライアン・アダムス「(Everything I Do) I Do It For You」(1991)

・トミー・ペイジ「I'll Be Your Everything」(1990)

ワム!「Everything She Wants」(1985)

・アンディ・ギブ「I Just Want To Be Your Everything」(1977)

・レイ・スティーヴンス「Everything Is Beautiful」(1970)

ザ・バーズ「Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is A Season)」(1965)

 

なお『Zach Bryan』収録の16曲はいずれもソングチャート50位以内にエントリーを果たしています。こちらについては別途記事が設けられています。また51位以下にも2曲が登場し、ザック・ブライアンは最新ソングチャートにおいて100位以内に18曲を送り込んでいます。

アルバムチャートについてはビルボードジャパンが翻訳記事をアップしています。

ソングチャートに話を戻すと、ザック・ブライアンは20位以内に5曲を送り込んでおり、カントリー歌手においてはモーガン・ウォレン以来2組目となります(3月18日付にて9曲、翌週5曲をトップ20内にランクイン)。この記録の最多保持者はドレイクで、2022年11月19日付にて15曲を20位以内に送り込んでいます。

また40位以内においては、カントリー歌手で13曲以上を送り込んだのはモーガン・ウォレン以来2組目(モーガンは3月18日付で16曲がランクイン)。カントリー以外ではドレイク(二回に渡り21曲ランクイン)、テイラー・スウィフト、トラヴィス・スコット、ポスト・マローン、21サヴェージ、ハリー・スタイルズ、ケンドリック・ラマーおよびリル・ウージー・ヴァートがこの記録を達成しています。

100位以内に拡げると、カントリー歌手で18曲以上を同時にエントリーさせたのはザック・ブライアンが2組目。こちらにおいてもモーガン・ウォレンが初となり、アルバム『One Thing At A Time』が3月にアルバムチャートで初登場した際に36曲を送り込みました。これはジャンルに関係なく最多記録となります。

『Zach Bryan』収録曲すべてがソングチャートに登場したことにより、収録曲にてフィーチャーされた夫婦デュオのザ・ウォー・アンド・トリーティおよびシエラ・フェレルはキャリア初となるソングチャート100位以内エントリーを達成しました。なお、ザ・ウォー・アンド・トリーティのターニャ・トロッターは以前、ターニャ・ブラウント名義にて「Through The Rain」が1994年にソングチャートに登場しており、今回デュオとして初のエントリーを果たしています。

最新ソングチャートではザック・ブライアンのほかにもカントリー曲が多数ランクイン。50位以内には25曲がランクインしており、モーガン・ウォレン『One Thing At A Time』初登場時にあたる3月18日付ソングチャートに並ぶ記録となりました。

 

ルーク・コムズによるトレイシー・チャップマンのカバー、「Fast Car」は通算8週目の2位に。ラジオは7880万を記録し、同指標初の首位を獲得しています。

同曲はカントリーエアプレイチャートにて5週目の首位となったのみならず、カントリーエアプレイチャートと総合ソングチャートのラジオ指標の双方で首位を獲得した5曲目に。この記録は男性ソロ歌手の作品では初となります。なおこちらは1990年の調査開始以来の記録であり、総合ソングチャートにおけるリストは1998年に拡大され、カントリーパネリストや他のフォーマットレポーターも含まれるようになっています。

<総合ソングチャートのラジオ指標(Radio Songs)およびカントリーエアプレイチャートの双方を制した曲>

・ルーク・コムズ「Fast Car」(総合ソングチャートのラジオ指標にて2023年に1週首位)

・ギャビー・バレット feat. チャーリー・プース「I Hope」(2020年 1週)

 (カントリーエアプレイチャートではギャビーによるソロ曲としてクレジットされ、チャーリーがポップリミックス版に参加)

・ビービー・レクサ & フロリダ・ジョージア・ライン「Meant To Be」(2018年 5週)

・レディ・A (旧名:レディ・アンテベラム)「Need You Now」(2010年 2週)

テイラー・スウィフト「You Belong With Me」(2009年 2週)

なおソングライターとして、トレイシー・チャップマンは自身の作品「Give Me One Reason」が1996年にラジオ指標最高2位を記録しています。

 

ドージャ・キャット「Paint The Town Red」が5→3位となり最高位を更新。ラジオ指標は前週比25%アップの2820万を記録しトップエアプレイゲイナーを獲得しています。

前週まで2連覇を記録していたオリヴァー・アンソニー・ミュージック「Rich Men North Of Richmond」は6位に後退。ストリーミングは前週比8%ダウンの2120万、ダウンロードは同71%ダウンの34,000、ラジオは同7%アップの240万を記録しており、ダウンロード指標では3連覇を達成しています。

シザ「Snooze」は11→7位となり最高位更新。ストリーミングは前週比64%アップの1730万となりトップストリーミングゲイナーを獲得。これは8月25日にミュージックビデオが公開されたことが影響しています。

 

マイリー・サイラス「Used To Be Young」が8位に初登場。ストリーミング1780万(同指標9位)、ダウンロード19,000(同指標2位)およびラジオ2590万(同指標19位)を記録しています。ラジオ指標において初登場で20位以内にランクインしたのは今年2曲目であり、1月18日付にてマイリーによる「Flowers」が18位に初登場して以来となります。なお「Flowers」はラジオ指標で18週首位を記録しており、女性による作品では最長記録となります。「Used To Be Young」のトップ10入りにより、マイリーのトップ10ヒットは12曲となりました。

マイリー・サイラスによるトップ10ヒット曲>

・「Used To Be Young」(2023 8位)

・「Flowers」(2023 8週1位)

・「Without You (with ザ・キッド・ラロイ)」(2021 8位)

・「Malibu」(2017 10位)

・「Wrecking Ball」(2013 3週1位)

・「We Can't Stop」(2013 2位)

・「Can't Be Tamed」(2010 8位)

・「Party In The U.S.A.」(2009 2位)

・「He Could Be The One」(ハンナ・モンタナ名義)(2009 10位)

・「The Climb」(2009 4位)

・「7 Things」(2008 9位)

・「See You Again」(2008 10位)

 

最新のトップ10はこちら。

[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (初登場) ザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」

2位 (2位) ルーク・コムズ「Fast Car」

3位 (5位) ドージャ・キャット「Paint The Town Red」

4位 (3位) モーガン・ウォレン「Last Night」

5位 (4位) テイラー・スウィフト「Cruel Summer」

6位 (1位) オリヴァー・アンソニー・ミュージック「Rich Men North Of Richmond」

7位 (11位) シザ「Snooze」

8位 (初登場) マイリー・サイラス「Used To Be Young」

9位 (9位) デュア・リパ「Dance The Night」

10位 (7位) ガンナ「Fukumean」

 

 

ビルボードが一昨年新設したグローバルチャートもチェック。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。9月9日付ではGlobal 200、Global Excl. U.S.共に、ジョングク feat. ラトー「Seven」が初登場から7連覇を達成しています。

ジョングク feat. ラトー「Seven」はGlobal 200においてストリーミング9700万、ダウンロード12,000を、Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.ではストリーミング8820万、ダウンロード8,000を記録しています。初登場で首位を獲得し、その週を含め7週その座をキープしたのは「Seven」が今年初となり、マイリー・サイラス「Flowers」(2023年1月以降 初登場から6週連続で双方のチャートを制覇)を上回りました。

ドージャ・キャット「Paint The Town Red」がGlobal 200で3→2位に。ストリーミングは前週比29%アップの6420万、ダウンロードは同41%アップの9,000を記録。Global 200ではシザを迎えた「Kiss Me More」が2021年5月に3位を記録しており、このチャートでのキャリア最高位を更新しました。またGlobal Excl. U.S.においてはストリーミングが前週比36%アップの3980万、ダウンロードが同64%アップの2,000を記録し7→2位へ。こちらでも「Kiss Me More」(2021年5月 5位)を上回り、キャリア最高位に達しています。

米ソングチャートを制したザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」はGlobal 200にて4位に初登場。ストリーミング3830万、ダウンロード11,000を記録し、双方の歌手にとって初のトップ10ヒットとなりました。ザックはこれまで「Something In The Orange」が2022年10月に最高23位を記録した一方、ケイシーは今回が初の200位以内エントリーとなります。

また米ソングチャート8位初登場のマイリー・サイラス「Used To Be Young」はGlobal 200で6位に。ストリーミング3940万、ダウンロード27,000を記録しています。マイリーはザ・キッド・ラロイとの「Without You」(2021 10位)、先述した「Flowers」(通算13週首位)に続く3曲目のトップ10入りとなります。

カロルGとペソ・プルマによる初のコラボ曲、「Qlona」がGlobal 200で12→9位となり、同曲初のトップ10入り。ストリーミングは前週比15%アップの4580万を記録しています。このチャートではカロルGは5曲目、ペソ・プルマは4曲目のトップ10ヒットとなります。また同曲はGlobal Excl. U.S.にて15→8位に(ストリーミングは前週比23%アップの3400万を記録)。こちらではカロルGが6曲目、ペソ・プルマが4曲目のトップ10入りを果たしました。