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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ビルボードジャパンソングチャート300位以内にジャニーズJr.の作品が登場、公開動画を分析してみると

昨日放送の『ZIP!』にて、番組独自の調査結果が発表されました。

アーティスト部門は1位から順にTravis Japan、NewJeans、Aぇ! group、INI、ヤングスキニーの順。この中ではAぇ! groupのみ音源リリースはありませんが、実は最新1月25日公開分のビルボードジャパンにおいて彼らの曲「Firebird」が300位以内に登場しています。

上記動画はジャニーズJr.チャンネルにて今年公開された、『ジャニーズカウントダウン2022-2023』でのパフォーマンス映像。Aぇ! groupは美 少年、HiHi Jetsに続いて3番目に公開され、その後Lil かんさい、7 MEN 侍の動画も発信されています。1月28日午前5時の段階における再生回数は公開順に69万回、88万回、174万回、112万回そして38万回となっており、公開日に違いはあれどAぇ! groupが最も多い状況です。

Aぇ! group「Firebird」のCHART insightを下記に。2種類のうち下のほうは赤で表示される動画再生指標のみ抽出したものです。また黒は総合順位となっており、最下部は100位未満300位圏内を示します。

注目は動画再生指標が4週前(2022年12月28日公開分)においても300位以内にランクインしていること。これは集計期間内(昨年12月19日からの1週間)に公開された下記動画が影響しているものと推測されます。

加えて注目は、今回紹介したAぇ! groupのふたつの動画とも、概要欄に楽曲のクレジットが掲載されていること。このようなクレジットは、上記に掲載した他の4組のジャニーズJr.の動画には見当たりませんでした。

(上記画像は、動画掲載のクレジットを紹介するためにキャプチャしたもの。問題があれば削除いたします。)

ビルボードジャパンソングチャートにおける動画再生指標では、ISRC(国際標準レコーディングコード)が付番されている動画をカウント対象としています。動画概要欄に掲載されたクレジットがISRC付番の証明とは言い難いものの、少なくともAぇ! groupの楽曲管理は徹底されていると言えるでしょう。

 

ジャニーズカウントダウンにおいては2021-2022についても、ジャニーズJr.4組の動画が公開されています。そのうちTravis Japan(下記掲載動画)においては「BIG BANG BOY」が、HiHi Jetsおよび美 少年についてはメドレー名義で概要欄にクレジットされていますが、Aぇ! groupにおいてはクレジットが見当たりませんでした。

YouTube動画概要欄に楽曲名義で唯一クレジットされていたTravis Japanが2022年にデビューを果たしたことを踏まえれば、ジャニーズカウントダウン2022-2023の動画で唯一動画概要欄にクレジットが記載されたAぇ! groupが次にデビューする可能性は高いのではという考えが、自分の中で浮かび始めています。

 

YouTube動画のクレジットは公開後も更新可能かもしれません。またクレジットが徹底されていることとデビューへの至りやすさが必ずしもリンクしているとは言えないかもしれません。しかしながら『ZIP!』アンケートにてAぇ! groupへの注目度の高さを知ったこと、そしてビルボードジャパンソングチャートにおける「Firebird」のランクインを踏まえれば、Aぇ! groupを注目しないわけにはいかないと感じた次第です。