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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

【海外ビルボード】ハリー・スタイルズ「As It Was」が米で歴代4位タイとなる14週目の首位を獲得

現地時間の9月19日月曜に発表された最新9月24日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ハリー・スタイルズ「As It Was」が通算14週目の首位を獲得しました。

ハリー・スタイルズ「As It Was」はストリーミングが前週比9%ダウンの1440万(同指標6位)、ダウンロードが同13%ダウンの3,000(同指標24位)、ラジオが前週とほぼ変わらない6820万(同指標6週目の首位)を記録し、総合で通算14週目の首位を獲得しています。

「As It Was」の14週目となる首位は、米ビルボードソングスチャートが1958年8月4日付でスタートして以降、歴代4位タイの記録に。

<米ビルボードソングスチャート 歴代週間首位獲得週数一覧>

19週

・リル・ナズ・X feat. ビリー・レイ・サイラス「Old Town Road」(2019年4月13日付以降)

16週

・ルイス・フォンシ & ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー「Despacito」(2017年5月27日付以降)

マライア・キャリーボーイズIIメン「One Sweet Day」(1995年12月2日付以降)

14週

ハリー・スタイルズ「As It Was」(2022年4月16日付以降)

・マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ「Uptown Funk!」(2015年1月17日付以降)

ブラック・アイド・ピーズ「I Gotta Feeling」(2009年7月11日付以降)

マライア・キャリー「We Belong Together」(2005年6月4日付以降)

エルトン・ジョン「Candle In The Wind 1997」「Something About The Way You Look Tonight」(1997年10月11日付以降)

・ロス・デル・リオ「Macarena (Bayside Boys Mix)」(1996年8月3日付以降)

ボーイズIIメン「I'll Make Love To You」(1994年8月27日付以降)

ホイットニー・ヒューストン「I Will Always Love You」(1992年11月28日付以降)

ハリー・スタイルズ「As It Was」は共演もしくは客演なしの作品として週間首位獲得週数最長タイとなり、またソロ曲ではマライア・キャリーエルトン・ジョンホイットニー・ヒューストンに並びこちらも最長タイとなりました。)

ハリー・スタイルズ「As It Was」はエントリー24週目にして2位以上在籍が23週目となり、米ビルボードソングスチャート64年の歴史において歴代2位のザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバー「Stay」に2週差をつけました。また3位以上在籍記録では「As It Was」はその「Stay」と並ぶ歴代最長タイの23週に。なお「As It Was」は初登場から23週連続でトップ3入りを続けた最初の曲となります。

ハリー・スタイルズ「As It Was」は4月16日付で首位に初登場してから今回の首位獲得までのスパンが24週(首位獲得以外の10週のうち2位が9週、3位が1週)となり、ひとつのリリースサイクルにおける首位獲得の最長期間を更新。なお最長記録はマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」の2年3週(2019年12月21日付-2022年1月8日付)となりますが、クリスマスソングにつきそれ以外の期間は100位未満となっています。

ハリー・スタイルズ「As It Was」は5月21日付でラジオ指標を初めて制して以降、6月11日付まで4週連続で首位となり、前週14週ぶりに首位に返り咲いた後2週連続で制しています。初の首位獲得から最新の首位獲得までの19週というスパンはザ・ウィークエンド「Blinding Lights」(2000)の28週(うち26週首位)に次ぐ歴代2位タイとなり、グー・グー・ドールズ「Iris」(1998)の19週(うち18週首位)に並びました。

スティーヴ・レイシー「Bad Habit」が2位をキープ。ストリーミングは前週比2%ダウンの1960万、ラジオは同7%アップの3500万を記録しています。「Bad Habit」はホットロック&オルタナティブソングスチャート、ホットロックソングスチャート、ホットオルタナティブソングスチャート、ホットR&B/ヒップホップソングスチャートおよびホットR&Bソングスチャートを同時制覇(前半3種は4週連続、後半2種は3週連続首位)。5つのチャートを同じタイミングで制したのは「Bad Habit」が初となります。

ニッキー・ミナージュ「Super Freaky Girl」が7→3位へ上昇。ストリーミングは前週比6%アップの1980万(同指標通算2週目の首位)、ダウンロードは同130%アップの14,000(同指標2位)を記録。これは集計期間初日にあたる9月9日に客演参加版となる”Queen Mix”をリリースしたことが影響しています。

 

モーガン・ウォレン「You Proof」が10→6位となり、同曲が5月28日付で初登場した際の位置に戻ってきました。これは集計期間初日にあたる9月9日に同曲のミュージックビデオが公開されたことに伴うもので、ストリーミングは前週比6%アップの1640万、ダウンロードは同13%アップの5,000、ラジオは同13%アップの3040万を記録しています。なお総合6位はモーガンにとって自己最高位タイであり、「7 Summers」が2020年8月に同じく6位を獲得しています。

 

最新のトップ10はこちら。

[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (1位) ハリー・スタイルズ「As It Was」

2位 (2位) スティーヴ・レイシー「Bad Habit」

3位 (7位) ニッキー・ミナージュ「Super Freaky Girl」

4位 (4位) ニッキー・ユーア & デイジー「Sunroof」

5位 (6位) ポスト・マローン feat. ドージャ・キャット「I Like You (A Happier Song)」

6位 (10位) モーガン・ウォレン「You Proof」

7位 (5位) リゾ「About Damn Time」

8位 (8位) ワンリパブリック「I Ain't Worried」

9位 (3位) ハリー・スタイルズ「Late Night Talking」

10位 (11位) フューチャー feat. ドレイク & テムズ「Wait For U」

 

 

ビルボードが一昨年新設したグローバルチャートもチェック。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。9月24日付ではハリー・スタイルズ「As It Was」がGlobal 200で前人未到となる15週目の首位に。Global Excl. U.S.ではビザラップ & ケベード「Bzrp Music Sessions, Vol. 52」が首位に返り咲きました。

ハリー・スタイルズ「As It Was」はGlobal 200においてストリーミングが前週比7%ダウンの5660万、ダウンロードが同15%ダウンの7,000を記録し、同チャートが2年前に始まって以来単独最長となる15週目の首位を獲得しています。

Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.ではビザラップ & ケベード「Bzrp Music Sessions, Vol. 52」が前週の2位から首位に返り咲き。ストリーミングは前週比8%ダウンの5100万、ダウンロードは同1%アップの1,000を記録し、通算6週目の首位を獲得しました。

(上記はリリックビデオ。)

デヴィッド・ゲッタ & ビービー・レクサ「I'm Good (Blue)」がGlobal 200で6→2位、Global Excl. U.S.では5→2位に上昇。Global 200においてはストリーミングが前週比19%アップの4390万を記録しています。

(上記は公式オーディオ。)

クリス・ブラウン「Under The Influence」がGlobal 200で11→9位となり、クリス自身初となる同チャートトップ10入り。ストリーミングは前週比10%アップの4660万、ダウンロードは同11%アップの3,000を記録しています。前週Global Excl. U.S.でトップ10入りした際にもお伝えしたように、この曲は2019年のアルバム『Indigo』のエクスパンデッドエディション(同年リリース)に収録され、オリジナルバージョンは米ビルボードアルバムチャートを初登場で制しています。「Under The Influence」はTikTokでバズが発生し、現在までに40万もの動画に使用されています。

ナイジェリア出身のレマがセレーナ・ゴメスと組んだ「Calm Down」がGlobal Excl. U.S.で11→10位に。ストリーミングは前週比23%アップの4180万、ダウンロードは同17%アップの2,000を記録しています。オリジナルバージョンはファーストアルバム『Rave & Roses』からの第2弾シングルとして今年2月にリリースされ、セレーナ・ゴメスを迎えたリミックス版が8月26日にリリース。最新チャートの集計期間直前となる9月7日にミュージックビデオが解禁されたことが、今回の上昇に寄与しています。

レマはGlobal Excl. U.S.で初となるトップ10入り。またセレーナ・ゴメスにおいては一昨年9月のグローバルチャート開始週にBLACKPINKとの「Ice Cream」が6位を記録しており、今回が2曲目のトップ10入りとなります。