最新の全英アルバムチャートを制したのはヴィオラ・ビーチのセルフタイトル作でした。先行曲「Boys That Sing」はオムニバス『Now 94』に収録されており、その際彼らについて調べたところ、メンバー全員とマネージャーが今年2月、交通事故で亡くなったことを知りました。
将来を嘱望されたバンドの死を憂い、『違った未来を作り出したい』(上記Hostessの記事より)として多くのミュージシャンがサポート。グラストンベリー・フェスティバルでの、コールドプレイによるヴィオラ・ビーチとの”擬似共演”は本当に素晴らしかったですね。それらサポートが結実し今回の1位に至ったわけで、ヴィオラ・ビーチに対する人々(ミュージシャン、そして購入したファン)の心意気に胸が熱くなりました。
Bursting with pride. Tonight the @Viola_Beach boys' music made it to the greatest stage of them all https://t.co/Bnzb9FAkxU
— BBC Introducing (@bbcintroducing) 2016年6月26日
国内盤は10月発売予定。iTunes Storeなどでは配信が開始され輸入盤もリリース済です。ミュージシャンが称賛する才能を是非、味わってみてください。ロックに対しそこまで深く心酔することのない自分ですが、彼らのポップな楽曲群は気に入っています。