ベイビーフェイス、10年ぶり(!)となるオリジナルアルバムの全容判明。
先行シングルの「We've Got Love」が素晴らしい出来で、自分もここで紹介したのですが(ベイビーフェイスの新曲が心地良すぎる(8月31日付)参照)、同曲がオープニングを飾る全9曲になるとのこと。決して曲数が多いとは言えませんが、よくよく考えれば80年代のアルバムには8~9曲のアルバムが結構多かった気がします。
さらに注目すべきは、童顔氏(=ベイビーフェイス)の兄妹等が在籍するボーカルグループ、アフター7の参戦。童顔氏等がプロデュースしたカムバック作、「I Want You」が収録されるとのこと。アフター7が客演名義とはなっていますが、おそらく童顔氏はボーカルに参加していないことから、これはベイビーフェイスがアフター7の復活をお膳立てした形と言えるでしょう。この曲も実に素晴らしく、みずみずしさと大人っぽさが同居したR&Bと言えます。上記bmrのリンク先より試聴可能です。
米ビルボードのアダルトR&Bソングスチャート、11月28日付では「We've Got Love」は11位(最高位10位)、「I Want You」は20位(最高位19位)とそれぞれランクイン。少しずつ認知度、注目が高まっていると言えるでしょう。12月はじめにリリースされるニューアルバム、『Return Of The Tender Lover』の"元"となる童顔氏のセカンドアルバム『Tender Lover』(1989)からは、"セックスアピール"な「Whip Appeal」(R&B2位・総合6位)などが次々とヒットしていますが、今作はどうなるのか注目ですね。