ジェニファー・ロペスが本日、ニューシングル「Ain’t Your Mama」をリリースしました。米ビルボードの最新シングルチャートで「No」が3位に躍進中のメーガン・トレイナーが曲提供しています。
Hear @JLo's "Ain't Your Mama" single -- written by @Meghan_Trainor https://t.co/mJdh52wrZf pic.twitter.com/jtsGBkXCZ5
— billboard (@billboard) 2016年4月7日
iTunes Storeでも配信中のこの曲、以前ヒットしたニーナ・スカイ「Move Ya Body」(2004 全米4位)のリズム(リディム)を想起させますね。ちょっとだけ懐かしい曲調は90年代のR&Bを思わせる「No」でも垣間見られ、もしかしたらメーガンにとってそういう曲を作るのがブームになっているのかもしれません。それにしても、『私はあなたのママじゃないのよ』という久宝留理子「「男」」的テーマ、これって万国共通のものなんですね。
この「Ain't Your Mama」で思い出したのが、キャリン・ホワイト「Superwoman」(1989)。
ベイビーフェイス等がペンを振るった、いかにも童顔氏らしいメロウバラード。男と長く暮らし、自分は男のために尽くしているのに男からの愛情が薄れつつあると察した主人公が”I'm not your superwoman”と歌い上げます。下記ブログに和訳が載っているのですが、superwomanを”便利な女”と訳しているのには苦笑しつつも唸ってしまいました。是非和訳を確認してみてください(勝手ながら掲載させていただきます。問題があればコメント等いただければ幸いです)。
・Superwoman / スーパーウーマン (Karyn White / キャリン・ホワイト)1988 - 洋楽和訳 (lyrics) めったPOPS
「Superwoman」は、90年代の結婚式に多く用いられたと伺っていますし、自分も出席した結婚式で流れていたのですが、この曲は男が冷めきていることが詞世界の前提にあると考えれば、結婚式で用いることは本当はNGではないのかと。いくら曲がロマンティックだからといってもちゃんと訳してみて使っていいか判断しようよ…と、結婚式出席の際に思ってしまいました。ちなみにその時の主役ふたりについて述べるならば、男の愛情が薄れてしまいそのまま戻らぬこととなり…この曲(のミュージックビデオ)のようにはなりませんでしたね。使用するBGMについてはちゃんと歌詞を読み込もうよ…と痛感した次第です。