一昨日放送の『ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送 毎週水曜22時)にてV6「kEEP oN.」がフルコーラスで流れ、その粋な計らいに嬉しくなった次第です。
そもそもはミッツさんがジャニーズアイドルに精通していることがきっかけで、5月初週に番組内で”ジャニーズ祭り”を開催。1グループにつき基本的に一曲ずつ、思い入れの深い曲をグループ評を添えて紹介していたのですが(2015/05/06放送「ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD」で流れたジャニーズ曲一覧 - 悲しみジャニーβ版での取りまとめが素晴らしいので、勝手ながら紹介させていただきます)、その第二弾として、ベストアルバムの発売日に合わせて『勝手にV6祭』を開催する運びに。一昨日の放送では紹介したい曲を40から20曲に絞ったと話していたのですが、”どうしてもフルコーラスでかけなきゃ意味が無い”として特集の前の週である一昨日にかけたのがこの「kEEP oN,」だったのです。
自分は特にジャニーズに精通しているわけではなく、むしろ数年前までは歌唱力云々を理由に好んでは聴かなかったところも否めないのですが、見方が変わったきっかけは「kEEP oN.」を書いた西寺郷太さんが出演した『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』(TBSラジオ 毎週土曜22時)の特集コーナーでのV6特集を聴いてから。こちらも素晴らしいまとめブログがありますので、勝手ながらリンクを掲載させていただきます。
・郷太さんによるTBSラジオ『V6特集』!! - isono55の日記
また、「kEEP oN.」リリースのタイミングで行われた、西寺郷太さんとcorin.さん、通称”にしこりコンビ”へのインタビューがナタリーに掲載。こちらも是非。
・V6「kEEP oN.」西寺郷太&corin.インタビュー (1/4) - 音楽ナタリー Power Push
これら特集に触れて、にしこりコンビによる楽曲(「Sexy.Honey.Bunny!」「POISON PEACH」そして「kEEP oN.」)に接し、80年代オマージュや組曲的楽曲の面白さなどを実感、V6の音楽に対して強く注目するようになりました。その組曲的な「kEEP oN.」、6分6秒あるのですが聴くとあっという間で、とにかく一切の無駄がないのです。
”かつてここまでの曲を、ちゃんと自分たちのモノに出来たアイドルグループが果たしていたかって話ですよ”と、一昨日のフルコーラス明けにミッツさんが話していたのが強く印象的で、6人各自の個性(声や音楽への感性等)を熟知しているにしこりコンビだからこそ、組曲的楽曲のボーカルの配置をより効果的に行うことが出来たんだよなあと考えます。無論、楽曲そのものの推進力も凄まじく、6分6秒の楽曲をエディットするなんて不可能なくらい。とはいえ長尺の楽曲はラジオで好まれない傾向があるのですが、フルOAにこだわったミッツ・マングローブさんのV6愛は流石の一言に尽きます。おそらくはジャニーズファンからも慕われる存在なのではないでしょうか。来週の『勝手にV6祭』、是非とも生で楽しもうと思います。