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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

(追記あり)【海外ビルボード】米はエラ・ラングレー、オリヴィア・ディーン共に2曲トップ10入り、グローバルはBTSが3連覇

(※追記(4月14日18時39分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)

 

 

 

現地時間の4月13日月曜に発表された、最新4月18日付米ビルボードソングチャート(集計期間:4月3~4月9日)。エラ・ラングレー「Choosin' Texas」が2週連続、通算6週目の首位を獲得しています。

エラ・ラングレー「Choosin' Texas」はストリーミングが前週比11%アップの2660万(同指標通算7週目の首位)、ダウンロードが同14%アップの9,000(同指標2位)、ラジオが同2%ダウンの4240万(同指標9位)を記録しています。

 

エラ・ラングレー「Choosin' Texas」は総合ソングチャートおよびホットカントリーソングチャートの双方を制した曲のうち、前者における首位獲得週数が歴代3位タイに。なお下記8曲のうち半数がこの3年のうちに記録しています。

<米ビルボードソングチャートおよびホットカントリーソングチャート

 双方を制した曲における総合ソングチャート長期首位獲得作品>

 

・19週 シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」(2024)

・16週 モーガン・ウォレン「Last Night」(2023)

・6週 エラ・ラングレー「Choosin' Texas」(2026)

・6週 ポスト・マローン feat. モーガン・ウォレン「I Had Some Help」(2024)

・6週 ケニー・ロジャース「Lady」(1980)

・6週 ジョニー・ホートン「The Battle Of New Orleans」(1959)

・5週 ジミー・ディーン「Big Bad John」(1961)

・5週 ボビー・ゴールズボロ「Honey」(1968)

なお女性歌手作品におけるこれまでの最長記録はテイラー・スウィフト「We Are Never Ever Getting Back Together」の3週となります。

 

エラ・ラングレーは「Be Her」も12→8位と推移し、同曲初のトップ10入り。ストリーミングは前週比13%アップの1480万、ダウンロードは同12%アップの2,000、ラジオは同27%アップの1730万を記録しています。

 

エラ・ラングレーは「Choosin' Texas」がホットカントリーソングチャートで当週20週目の首位を獲得し、「Be Her」は2位に。これによりエラは総合ソングチャートとホットカントリーソングチャートの双方で2曲同時にトップ10入りさせた二人目の歌手に。最初にこの記録を達成したテイラー・スウィフトは、「We Are Never Ever Getting Back Together」および「Red」が2012年10月の1週間、同時エントリーを果たしています。

またエラ・ラングレーは当週のストリーミング指標にて、「Choosin' Texas」および「Be Her」でワンツーフィニッシュを達成。カントリージャンルをメインとする女性歌手における2位までの独占はエラが初めて。男性歌手を含めても、モーガン・ウォーレン(2025 3週)に次ぎ二組目となります。

 

オリヴィア・ディーンは「Man I Need」が通算6週目となる2位、そして「So Easy (To Fall In Love)」が6位に、それぞれランクインしています。

エラ・ラングレー、オリヴィア・ディーン共にキャリア初および2曲目のトップ10ヒットが、当週同時にトップ10入りを果たしています。この記録は昨年8~10月におけるHUNTR/X(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)およびサジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェイブ、ダニー・チョン、ケビン・ウー、サミュエル・リー)以来(共に映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ (原題:Kpop Demon Hunters)』サウンドトラック収録)。女性ソロ歌手に限定すると、1958年の総合ソングチャート開始以降、今回が初の記録となります。

 

ブルーノ・マーズ「I Just Might」が4→3位に浮上。ラジオは前週とほぼ変わらず8070万を記録し、同指標通算8週目の首位に立っています(記事では7週目となっていますが同曲は2月28日付以降首位獲得中につき弊ブログでは8週目と表記)。「I Just Might」は総合ソングチャートと集計方法を同一とするホットR&B/ヒップホップソングチャートならびにホットR&Bソングチャートにて、共に13週目の首位を獲得。前者のチャートでは首位獲得週数においてキャリア最長記録を更新しています。

BTS「SWIM」は2→5位に後退。ダウンロードは前週比65%ダウンの24,000を記録し、同指標3週目の首位を獲得しています。

ピンクパンサレス & ザラ・ラーソン「Stateside」は8→9位に。ホットダンス/ポップソングチャートでは通算8週目の首位を獲得しています。

 

最新のトップ10はこちら。

 

1位 (前週1位) エラ・ラングレー「Choosin' Texas」

2位 (3位) オリヴィア・ディーン「Man I Need」

3位 (4位) ブルーノ・マーズ「I Just Might」

4位 (5位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」

5位 (2位) BTS「SWIM」

6位 (6位) オリヴィア・ディーン「So Easy (To Fall In Love)」

7位 (7位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」

8位 (12位) エラ・ラングレー「Be Her」

9位 (8位) ピンクパンサレス & ザラ・ラーソン「Stateside」

10位 (10位) ケラーニ「Folded」

 

 

続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。4月18日付ではGlobal 200、およびGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.共に、BTS「SWIM」が3週連続で首位を獲得しています。

BTS「SWIM」はGlobal 200においてストリーミングが前週比21%ダウンの8330万およびダウンロードが同61%ダウンの44,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミングが前週比21%ダウンの7220万およびダウンロードが同56%ダウンの20,000を、それぞれ記録。同曲は双方のチャート共にキャリア8曲目の首位獲得作品となります。またBTSはGlobal Excl. U.S.にて3曲同時トップ5入り。「Body to Body」が2→4位、「2.0」が8→5位となり、後者は同曲最高位に至っています。

 

ドミニク・ファイク「Babydoll」がGlobal 200で3→2位に、またテーム・インパラ & JENNIE「Dracula」がGlobal 200で4→3位およびGlobal Excl. U.S.にて4→2位と推移し、いずれも同曲最高位を更新しています。

 

Global 200ではエラ・ラングレー「Choosin' Texas」が18→8位に上昇し、同チャートにてキャリア初のトップ10ヒットを達成。ストリーミングは前週比15%アップの3120万、ダウンロードは同15%アップの11,000を、それぞれ記録しています。米ビルボードのホットカントリーソングチャートを制した曲がGlobal 200でトップ10入りするのは後者が2020年9月に開始して以降13曲目であり、Global 200におけるトップ10ヒットのうちわずか3%となります。

<米ビルボードのホットカントリーソングチャート制覇曲

 Global 200におけるトップ10ヒット>

 

・ルーク・コムズ「Forever After All」(最高4位 最高位到達週:2020年11月7日付)

・テイラー・スウィフト「Love Story (Taylor's Version)」(7位 / 2021年2月27日付)

・テイラー・スウィフト「All Too Well (Taylor's Version)」(1位(1週) / 2021年11月27日付)

・モーガン・ウォーレン「Last Night」(5位 / 2023年3月18日付)

・ジェイソン・アルディーン「Try That In A Small Town」(2位 / 2023年7月29日付)

・オリヴァー・アンソニー・ミュージック「Rich Men North Of Richmond」(2位 / 2023年8月26日付)

・ザック・ブライアン feat. ケイシー・マスグレイヴス「I Remember Everything」(4位 / 2023年9月9日付)

・ビヨンセ「Texas Hold 'Em」(1位(2週) / 2024年3月2日付)

・シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」(3位 / 2024年7月6日付)

・モーガン・ウォーレン「Love Somebody」(8位 / 2024年11月2日付)

・チャペル・ローン「The Giver」(10位 / 2025年3月29日付)

・モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー「What I Want」(5位 / 2025年5月31日付)

・エラ・ラングレー「Choosin' Texas」(8位 / 2026年4月18日付)

 

 

 

※追記(4月14日18時39分)

 

日本時間の4月14日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。