先月の私的ベストソングスを近日中に掲載する予定ですが、2月のトップ20(こちらをご参照ください)に選んだアメリカのバンド、ミシェルによる「FYO」に新たなバージョンが登場。なんとCHAIを迎えているのです。
we and @CHAIofficialJPN spoke about our collaboration and our inspirations in a new interview, now avail to read on @Talkhouse!! love yall <3 https://t.co/tylMKtz29w
— MICHELLE (@michelletheband) 2021年4月8日
日本語が歌詞に多く取り込んでいるのが素敵ですね。
海外の作品のリミックスや新バージョンに日本の歌手が参加する傾向、徐々に高まっている気がします。オーストラリアのDVNA(ダーナ)による「Sushi In Tokyo」に、フレンズがリミックスのみならず歌手としても参加したバージョンが、こちらも今週公開されたばかり。
リミックスの枠を飛び越えたコラボになったな!聴いてください!途中でしゃべってるけど何を喋ってるのかな https://t.co/kcpnh0IuPi
— Taro Miura (@taro_ho17) 2021年4月1日
また、「Tap In」を上回り米ビルボードソングスチャートで自己ベストを更新した、スウィーティーによるドージャ・キャットを迎えた「Best Friend」(現在最高17位)に、ちゃんみなさんが韓国の歌手ジェイミー共々参加したリミックスが4月2日リリース…の予定でしたがこちらは延期に。
【お知らせ】
— ちゃんみな CHANMINA (@chanmina1014) 2021年4月1日
Saweetie - Best Friend (feat. Doja Cat, Jamie, CHANMINA)
リリースが当初発表していた4月2日から変更となることが発表されました。
発売日は後日お知らせします!
楽しみにお待ち頂いた皆様には大変申し訳ございませんが、リリースまで今しばらく楽しみにお待ちください🙏🏻 pic.twitter.com/H5044wvrxB
そして昨日は、ONE OK ROCKの新曲にエド・シーランが参加していることが明らかになりました。上記3例とはタイプが異なること(エドはオリジナルバージョン自体を共作)、またエドが声を交えているかも不明ですが、これもまた上記3例の動きをなぞるものと言えるかもしれません。
ONE OK ROCK、Ed Sheeranと共作し映画「るろうに剣心」のために書き下ろした新曲「Renegades」が4/16にリリース決定!
— ONE OK ROCK_official (@ONEOKROCK_japan) 2021年4月9日
[Preorder/Pre-save]https://t.co/tc1qjHSxR8#oneokrock #renegades #るろうに剣心 pic.twitter.com/87zCHn6h90
(上記はミュージックビデオのショートバージョン。プレミア公開が予告されています。)
このような例は今後もどんどん出てくることでしょう。コロナ禍でリモートでの制作が一般化し国内外のコラボレーションが叶いやすくなったことや、海外の歌手がコロナ終息後ライブやフェス等で来日するまでに日本で知名度が高められること等が背景にあるものと想像できます。さらには昨年秋に米ビルボードがグローバルチャートを新設したことで、ジャンルを超えたコラボレーションがヒットする傾向が可視化されたことも一因と言えるでしょう。このような動きを歓迎すると共に、日本人歌手はこのコラボレーションを海外にその名を轟かせる好機と捉えてほしいと思います。