イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

「Goodbye Day」と「GOODBYE DAY」

昨日放送の『うたコン』(NHK総合 毎週火曜19時30分)にJUJUさんが出演し、今日リリースのシングル「六本木心中」(アン・ルイスさんのカバー)を披露していました。JUJUさんはカバーを積極的に行っている方ですが、来月リリースされる新しいカバーアルバム『スナックJUJU~夜のRequest~』では"昭和歌謡"に挑戦しています。

「PLAYBACK」等で"JUJUはアップナンバーもイケる"という印象を持った方も多いことでしょう。先行シングルに「六本木心中」を据えたのは最善の選択なのではと考えます。

 

さて、アルバムの収録予定曲を見て個人的に嬉しかったのは「GOODBYE DAY」が入っていることでした。オリジナルは来生たかおさんの1981年の作品で、青森でラジオDJとしても活躍する歌手の麻生しおりさんが、好きな曲としてラジオで度々かけていたのがこの曲。麻生さん経由で知った昭和歌謡の名曲...というのが自分の認識です。

来生たかお「Goodbye Day」(1981 シングル)

一方、JUJUさんは2008年にカバーしています(このバージョンが今回のアルバムに入るかは不明です)。Apple Musicで確認出来ますので是非。

 

・JUJU「GOODBYE DAY」(from『どんなに遠くても...』(2008 EP)

 

タイトルを聞いたときにはてっきり別れの曲だと勘違いしていた自分です(ちゃんと歌詞を確認しないといけないと反省)。それにしても、来生さんのような穏やかな歌い方もJUJUさんのような歌い上げる形も、どちらでもしっくりきてしまう、不思議な魅力をもった曲ですね。