これまで、ブログとTwitterとは分けて掲載して来ましたが、ブログに書く内容の"断片"をこれまでツイートしてきたこともあり、その"断片"をブログに派生させてみることにします。
昨日の朝ふと見つけた、ラジオ局の審議委員会について。
・エフエム青森 - 番組審議委員会バックナンバー/ BACK NUMBER 2013
その後議題審議に入り、6月からの新番組及び6月の特別番組の内容説明、そして5月から始まった新番組「ラジオシティ・アウガ」の合評を行ないました。
合評では委員から「雇用事業の番組としてはベストな内容だ。」「女性4人のトークでもやかましい感じがしない。」「見えない部分の伝え方を工夫して欲しい。」「ツイッターやフェイスブックを使っているが、インタラクティブ的な部分で工夫が欲しい。」「4人の喋り手の個性が出てくると良い。」「最近は、調べ物をネットで済ませてしまう事が多いが、実際に歩いて取材して欲しい。」などの意見が出されました。
こちらを踏まえて記載した私見。
コチラ afb.co.jp/shingi/shingi_… についての率直な感想を書くならば、『雇用事業の番組として良い』かどうかではなく、一番組として良いかどうかが基準じゃないかな?と。コアなラジオファンじゃない限り、雇用事業等の内部事情はさほど関係なく、質自体の高さが求められるはず (6月13日のツイート)
青森市中心商店街の番組は、JFN系『face』の16時台を放送開始1ヶ月で飛び降りさせてはじまったわけです。雇用事業の番組であることを理解しており全国区の番組と同等のレベルを求めるのは酷な話であることは私自身承知していますが、それでも差し替えたからには質の高いものが求められるのでは。ましてや、雇用事業の番組ということを知らずにふとエフエム青森に触れた、いちげんさんならぬ"一聴さん"が興味をもって引き続き聴いてくださるような番組を作らないと、リスナーの獲得、スポンサーの確保には繋がりにくいと思うのです。
そうなると、求められるのは雇用事業としてどうかではなく、局の"顔"のひとつとしてどうか…ではないのかなあ、と。まして局側は昨年度末、『新年度も緊急雇用創出事業の番組に積極的に取り組みたい』(番組審議委員会バックナンバー 第261回より引用)とその意思を表明していて、これまでの経験と実績があるならばなおさら、雇用事業の枠として…という考えではなく、きちんと手塩をかけて局の顔と成すべく取り組んでいくのが断然好いと思うんですよね。
雇用事業云々関係なく、また期間限定なのも関係なく、その中で動いている方は限られた期間内で最高のものが出来るように動いていると思います(これは願望も含まれます)。それを、雇用事業の…とという言葉で括るのって見方の限定につながってて、その中にあっては可能性は伸びにくくなると懸念します (6月13日のツイート)
付け加えるならば、"積極的に取り組む"ならば以前弊ブログで紹介したような帯化も検討していいのでは、とも。
今回の審議委員会での意見として挙がった『「見えない部分の伝え方を工夫して欲しい。」「ツイッターやフェイスブックを使っているが、インタラクティブ的な部分で工夫が欲しい。」』は自分も同感で(これは、4人だとガチャガチャするきらいがあるという私見に伴う解決案ではあるのですが)、たとえば中継時に1名がVTR撮影を行い放送時もしくは後記的な意味合いで配信することを希望したいのですが(ただしこれは編集時間が必要となるため難しいと思われます)、それが厳しいのならば、放送中だけでもUstreamでスタジオの様子を発信(その担当は"アウガールズ"のひとりが務める、と)すれば、(公開)生放送感がよりくっきりと出てきますし、同時にWebに長けた担当者も育てることができるのではないかと思いますが、如何でしょうか。
あくまで一つの意見ですが、それでも、より好い放送になってほしいという思いから記載させていただいた次第です。本来ならば、番組モニター制度を用いて伝えられたら…という思いが強くあります。審議委員の方々の意見は無論大切ですが、彼らのみならず、ラジオのコアなファンやライトユーザー(リスナー)という様々な目線が反映される番組モニター制度等システムの再稼働を求めたいところです。