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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

(追記あり)【海外ビルボード】HUNTR/X「Golden」が首位キープ、MTVビデオ・ミュージック・アワードがチャートに影響

(※追記(9月16日18時41分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)

 

 

 

現地時間の9月15日月曜に発表された、最新9月20日付米ビルボードソングチャート(集計期間:9月5~11日)。『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ (原題:Kpop Demon Hunters)』サウンドトラック収録のHUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が4週連続、通算5週目となる首位を獲得しています。

HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」はストリーミングが前週比2%ダウンの3380万(同指標通算8週目の首位)、ダウンロードが同11%ダウンの8,000(同指標3位)、ラジオが同19%アップの2630万(同指標20位)を記録。ストリーミングにおいては3千万回超えが6週目となり、ケンドリック・ラマー & シザ「Luther」(5週)を上回り今年度単独最長記録を達成しています。

 

HUNTR/X(ハントリックス)「Golden」はK-POP作品として9作目となる首位獲得曲にして、女性による作品では初となります(なおハントリックスの歌唱キャストを務めるイジェおよびレイ・アミは韓国ソウル生まれ、オードリー・ヌナは米ニュージャージー出身)。また「Golden」は5週以上首位に就いたK-POP作品として2曲目となります。

<米ビルボードソングチャート K-POPの首位獲得曲>

・10週 BTS「Butter」(2021年6月5日付以降)

・5週 HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」(2025年8月16日付以降)

・3週 BTS「Dynamite」(2020年9月5日付以降)

・1週 ジョングク feat. ラトー「Seven」(2023年7月29日付)

・1週 JIMIN「Like Crazy」(2023年4月8日付)

・1週 コールドプレイ & BTS「My Universe」(2021年10月9日付)

・1週 BTS「Permission To Dance」(2021年7月24日付)

・1週 BTS「Life Goes On」(2020年12月5日付)

・1週 ジョーシュ・シックスエイトファイヴ × ジェイソン・デルーロ × BTS「Savage Love (Laxed - Siren Beat)」(2020年10月17日付)

また、3名以上且つ女性のみで構成されるグループによる5週以上首位獲得曲として、HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」は歴代3位タイとなる長期首位を記録しています。

<米ビルボードソングチャート

 3名以上且つ女性のみで構成されるグループによる4週以上首位獲得曲>

・11週 デスティニーズ・チャイルド「Independent Women Part I」(2020年11月18日付以降)

・7週 TLC「Waterfalls」(1995年7月8日付以降)

・5週 HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」(2025年8月16日付以降)

・5週 エモーションズ「Best Of My Love」(1977年8月20日付以降)

・4週 TLC「No Scrubs」(1999年4月10日付以降)

・4週 TLC「Creep」(1995年1月28日付以降)

・4週 バングルス「Walk Like An Egyptian」(1986年12月20日付以降)

・4週 シュープリームス「Baby Love」(1964年10月31日付以降)

・4週 シフォンズ「He's So Fine」(1963年3月30日付以降)

 

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ (原題:Kpop Demon Hunters)』サウンドトラックからは、サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)による「Your Idol」が5→4位、同「Soda Pop」が6→5位に上昇し、またHUNTR/X(ハントリックス)「How It's Done」は9→8位となり同曲最高位を更新。なお「How It's Done」はホットダンス/ポップソングチャートで11週目の首位を獲得しています。ひとつのサウンドトラックから4曲以上を同時にトップ10入りさせたのは『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が初となり、今回4週目の記録達成となります。

また3曲同時トップ5入りを達成したのは今回が通算3週目に。1978年4月8日付から翌週に渡って『サタデー・ナイト・フィーバー (原題:Saturday Night Fever)』収録曲が3曲同時トップ5入りを果たしていましたが(ビー・ジーズ「Night Fever」(1位)、同「Stayin' Alive」(2位)およびイヴォンヌ・エリマン「If I Can't Have You」(5位 ビー・ジーズによるソングライト))、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が単独最長記録を更新した形です。

 

さらにHUNTR/X(ハントリックス)「Golden」は、米ビルボードソングチャート67年の歴史においてアニメキャラクター(animated act)による作品として単独最長首位記録を達成しています。これまではデヴィッド・セヴィル & ザ・チップマンクス「The Chipmunk Song」(1958年クリスマスシーズン)、およびアーチーズ「Sugar, Sugar」(1969)が4週首位を記録していました。

 

なお『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』サウンドトラックは最新9月20日付米ビルボードアルバムチャートにて初の首位を獲得し、アルバム/ソングチャート同時制覇を成し遂げています。サウンドトラックおよびその収録曲が同時制覇を果たしたのは2022年3月5日付における『ミラベルと魔法だらけの家 (原題:Encanto)』と、カロリーナ・ガイタン、マウロ・カスティージョ、アダッサ、レンジー・フェリズ、ダイアン・ゲレロ、 ステファニー・ベアトリス & エンカント・キャスト「We Don't Talk About Bruno (邦題:秘密のブルーノ)」以来となり、アニメ作品においては2例目に。なお「We Don't Talk About Bruno」は5週首位を記録しています。

 

アレックス・ウォーレン「Ordinary」は2位をキープ。ラジオは前週比3%アップの7510万を記録し同指標通算13週目の首位を獲得したのみならず、シャブージー「A Bar Song (Tipsy)」が昨年10月に記録して以来となる7500万超えを達成しています。9月7日に開催されたMTVビデオ・ミュージック・アワードにて「Eternity」とメドレーの形で披露された「Ordinary」は、ストリーミングが前週比1%アップの2320万を記録しています。

 

『Man's Best Friend』が前週の米ビルボードアルバムチャートで首位初登場を果たしたサブリナ・カーペンターは、収録された2曲が引き続きトップ10入り。「Manchild」は4→3位に上昇した一方、MTVビデオ・ミュージック・アワードにて披露された「Tears」は3→6位に後退しています。

 

最新のトップ10はこちら。

1位 (前週1位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」

2位 (2位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」

3位 (4位) サブリナ・カーペンター「Manchild」

4位 (5位) サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)「Your Idol」

5位 (6位) サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)「Soda Pop」

6位 (3位) サブリナ・カーペンター「Tears」

7位 (7位) モーガン・ウォーレン feat. テイト・マクレー「What I Want」

8位 (9位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「How It's Done」

9位 (8位) レイヴン・レネー「Love Me Not」

10位 (11位) ジャスティン・ビーバー「Daisies」

 

 

続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。9月20日付ではGlobal 200、またGlobal 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.共にHUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」が首位をキープ。双方のチャートで通算9週目の首位を獲得しています。

HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」はGlobal 200においてストリーミングが前週比2%アップの1億1710万およびダウンロードが同8%ダウンの16,000を、Global Excl. U.S.ではストリーミングが前週比4%アップの8480万およびダウンロードが同4%ダウンの8,000を、それぞれ記録しています。

Global 200では『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ (原題:Kpop Demon Hunters)』サウンドトラック収録曲がトップ10内に5曲エントリー。サジャ・ボーイズ(アンドリュー・チェ、ネックウェヴ、ダニー・チャン、ケビン・ウー & サムイル・リー)「Soda Pop」が4→3位、同「Your Idol」は6→4位となり、またHUNTR/X「How It's Done」が7→5位、同「What It Sounds Like」は9→8位と推移しています。Global 200における5曲同時トップ10入りは今回が4週目となります。

Global 200にて『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』関連以外で唯一トップ5入りを果たしたのが、アレックス・ウォーレン「Ordinary」(3→2位)。MTVビデオ・ミュージック・アワードでパフォーマンスしたこともあり、ストリーミングは前週比2%アップの6710万を記録しています。

 

Global Excl. U.S.ではソンバー「Back To Friends」が6→4位となり、ソンバーにとってキャリア初のトップ5入りを達成。ストリーミングは前週比4%アップの4010万を記録しています。同曲もMTVビデオ・ミュージック・アワードでパフォーマンスされており、さらにはこの曲を含むアルバム『I Barely Know Her』が最新の米ビルボードアルバムチャートで初のトップ10入りを果たしています。

 

Global Excl. U.S.ではレディー・ガガが、ブルーノ・マーズとの「Die With A Smile」を9→5位に、また「The Dead Dance」を初登場にて10位に送り込んでいます。後者はストリーミング2800万およびダウンロード5,000を記録していますが、これは9月3日にリリースされた同曲が当週初の1週間フル加算となったことに伴います。なお「The Dead Dance」も「Abracadabra」とのメドレー形式にてMTVビデオ・ミュージック・アワードで披露され、ガガはこのチャートにて「Die With A Smile」(2024年9月以降 通算17週首位)、「Abracadabra」(2025年2月 4位)に続く3曲目のトップ10入りを果たしています。

 

 

 

※追記(9月16日18時41分)

 

日本時間の9月16日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。