イマオト - 今の音楽を追うブログ -

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RABの新人アナウンサー、24時間テレビに登場へ

最近の新人アナウンサーはこれまでにない経歴の方が少なくなく、青森県内の放送局でも歌手兼ラジオDJ出身、もしくは俳優経験者という方もいらっしゃいます。今週末放送される『24時間テレビ 愛は地球を救う』でおそらくテレビ初登場となるRAB青森放送新人アナウンサーも、意外な経歴の持ち主なのです。

24時間テレビ38「愛は地球を救う」 - RAB青森放送

メイン会場となるサンロード青森の司会を担当するの上野由加里アナウンサー、桒子英里アナウンサーそして、猪股南アナウンサー。猪股アナウンサーは現段階でRAB青森放送のアナウンサーページには登場していないのですが、既にラジオの『東奥日報ニュース』に登場したことがあるようです(Wikipediaの出演番組より)。ですので彼女の声を聞いたことがあるという方は少なからずいらっしゃるでしょう。

 

その猪股アナウンサー、小学生の頃から始めた一輪車で日本はおろか国際大会も制し、またその一輪車で登場する少女役で映画『この空の花 長岡花火物語』(大林宣彦監督)に出演した、と先述のWikipediaで知って驚きました。その『この空の花~』がきっかけとなって、猪股アナウンサーは越後長岡応援団に任命されています。

越後長岡応援団|猪股 南さん

上記の映像は昨秋公開。この時には既にRAB青森放送から内定をいただいた後かと思われます。”復興十年 たくましく前へ”の言葉が若干不明瞭な点は否めません(マイクを用いていないため仕方ないことかもしれませんが)。しかしながら入社後の上司からの厳しい指導の下でアナウンス技術を磨き、徐々に実力を高めているものと思われます。

 

個人的な見方ですが、上司のアナウンスレベルが部下のそれを決定する大きな要因だと考えています。県内の放送局においてそのレベルに優劣をつけるとすれば、RAB>ATV>NHK青森>ABA・AFBではないかと。NHK青森は上司も含めアナウンサーが定着出来ないことが弱点。そしてABAとAFBは上司の声の通り方からして…という具合。一方で個々の能力の差こそあれ、(アナウンスセミナーでも指導する綱川・米沢両アナウンサーを上司に持つ)RAB青森放送のアナウンサーのレベルは平均的に高く、猪股アナウンサーについても期待していいのではと考えます。『24時間テレビ』でどこまで活躍するか、そもそも中継に登場するかはわかりませんが、新しいアナウンサーの登場、覚えていて損はないと思いますよ。