真昼の生放送「笑っていいとも」で星野源とタモリが「スーダラ節」をデュエットしたという事実は、2012年の日本の音楽界で起きたベスト・ハプニングじゃないか。
— 松永良平Ryohei Matsunagaさん (@emuaarubeeque) 11月 26, 2012
勝手ながら引用させていただきました(もし問題あれば申し出ていただけたならば幸いです)。でも、引用し公式リツイートしたくなるくらい、本当に凄かったのです…!
今日の『笑っていいとも!』、テレフォンショッキングのコーナーでの一コマ。生歌披露という流れで、星野源の強い要望により彼が昔から歌っている「スーダラ節」を、是非タモリとセッションしたいとのことで実現したもの。1番を星野源が歌い、直後に繰り返したサビの部分をタモリがスキャット、そして最後に2人でサビをデュエット…という展開。スキャット時の星野源の子どものようにはしゃぐ純粋な笑顔が眩しく、観ている自分も感動と楽しさを強く覚えました。
見逃した方、おそらくは日曜日の増刊号で出ると思うので(あまりに素晴らしい内容だったのできっと…!)、是非チェックしてみてください。
もしかしたら、セッション依頼の直後に、(今何の話の最中か、を示す)字幕テロップで”スーダラ節”と出ていたので、事前の要望はスタッフに伝えられていたのかもしれません(本人にも?)。ともすればそれゆえ、ハプニングじゃないんじゃ?という声も出てくるのかもしれません。でも、たとえ本人に事前に伝わっていたとしても、あのスキャットはまず出てこないでしょう。バラエティ番組のオチで用いられるトランペットのようなタモリの音色は、星野源の歌世界を耳にして咀嚼した上で、その世界に一番合う音色として用意したものでしょうから…と言葉で書くよりもまずは是非観て欲しいです(だからこそ是非増刊号で流れて欲しい!)。これこそセッションの醍醐味、ですよ。
ちなみに、”音楽家のタモリ”という姿はここでも確認できます。これもまた、突然のセッションとのこと(コメント欄より)。
ああ、タモさんは生粋の音楽好き、そしてセッションを心から楽しんでいるなあと実感。そして生まれた音楽もとにかく素晴らしいのです。
久しく、表立って音楽活動を行なっていないであろうとは思いますが、今回のセッションを観るとやはり音楽やってほしい!と思いますね。『タモリの音楽は世界だ!』(テレビ東京系)の復活というのも好いかも。もしくは、今クール『ブラタモリ』(NHK)がないので、いまさらだけどNHKで音楽番組とかいいかも。トランペット+タモリで『トラタモリ』とか。つまらないオチみたいで申し訳無いのですが…。