この予告からの。
明日8/1あさ発売の朝日新聞 朝刊の見開き広告欄にて、星野源に関する最新情報が掲載されます!
— 星野源 official (@gen_senden) July 31, 2018
詳しくは明日の朝刊を是非ご覧ください!
答えはこちら。
【ついに『アイデア』がリリース!!】
— 星野源 official (@gen_senden) July 31, 2018
NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌、星野源の最新楽曲『アイデア』の配信リリースが決定しました!
8/20のAM0:00よりiTunes Store他、各主要音楽配信サイトにて一斉配信開始です!#星野源 #アイデア #半分青い https://t.co/ImOZf1r1Zr pic.twitter.com/QNTa5SA9s1
自分はてっきり「アイデア」を含むアルバムの告知だと思っていました。もしくは「アイデア」がシングルCDとしてリリースされるのか?とも。配信のみの作品を見開き(2ページ)で告知したというのは、朝日新聞の掲載料金参考ページを踏まえるにかなり凄いことなのですが、配信の売上だけで賄うのは厳しいのではと考えると、せめてシングルCDも出したほうが…と思いつつ、そこでふとこんな考えが。
気になるのはアミューズのCD戦略。福山雅治さんの名探偵コナン主題歌といい、サザンオールスターズのタイアップ曲群といい、シングル化して売っても結構な売上になると思うんですが…各歌手で考え方は異なれど、シングルCDは出さないという方向性は一緒かもしれないのかなとふと https://t.co/sMElgnJL1x
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) July 31, 2018
芸能事務所、アミューズに所属する歌手の今年の楽曲において、【タイアップがありながらシングルCDを出さない】パターンが続出しているのです。たとえば。
「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」(映画『空飛ぶタイヤ』主題歌 6月15日配信開始)
「壮年JUMP」(三ツ矢サイダーCMソング 7月23日配信開始)
上記はいずれもアルバム『海のOh, Yeah!!』(8月1日発売)に収録。
・福山雅治
「零 -ZERO-」(映画『名探偵コナン ゼロの執行人』主題歌 4月7日配信開始)
その他、ドラマ『正義のセ』(2018 日本テレビ)主題歌「失敗学」、NHK高校野球テーマソング「甲子園」といった新曲も発表していますがこちらは配信等未定。
「Change」(HONDACMソング 2月16日配信開始)
「Let Me Know」(8月1日配信開始)
アルバム『Future Pop』(8月15日発売)に収録。
サザンオールスターズおよびPerfumeは、先行リリースからアルバム発売までの期間が短いゆえシングルCDリリースなしという事態も理解できますが、福山雅治さんおよびONE OK ROCKはアルバムがいつリリースされるか不明、福山さんに至っては昨年12月配信開始の「トモエ学園」(ドラマ『トットちゃん!』(2017 テレビ朝日)主題歌もCDとしてリリースされていません。そして今回紹介した5組は、いくらシングルCDが斜陽産業となったとはいえある程度のセールスが見込めるはずです。各歌手によってシングルCDへのスタンスは変わるかもしれませんが、アミューズとしてはシングルCDを出さないという流れになっているように思うのですがいかがでしょうか。
あくまで個人的には、シングルCDを出すことが、配信が世界に比べて遅れを取っている日本では未だ有効な施策だと思うのですが…ただし、つい最近このエントリーを書いた直後にこういう状況が出てくると、少なくともシングルCDでの音楽の伝播は斜陽(ながら踏みとどまっていた)どころか終わりが見えてきたのかもしれませんし、アミューズの戦略はその"終わりの始まり"となりそうな予感がします。