米ビルボードアルバムチャート、最新3月17日付速報が発表されました。映画『ブラックパンサー』サウンドトラックが首位に返り咲き、2位には映画『グレイテスト・ショーマン』サウンドトラックが上昇。映画サウンドトラックがワンツーフィニッシュを果たしました。
'Black Panther: The Album' earns third week at No. 1 on Billboard 200 chart https://t.co/Bx2WirSOid pic.twitter.com/4c638zx25o
— billboard (@billboard) 2018年3月11日
映画に限らずサウンドトラックがワンツーフィニッシュとなるのは6年ぶりで、テレビドラマ『グリー』サウンドトラック『Glee : The Music, Journey To Regionals』および『エクリプス/ トワイライト・サーガ』が2010年6月26日付で果たして以来およそ8年ぶり。映画に限定すれば、『アルマゲドン』および『シティ・オブ・エンジェル』が1998年7月25日付で果たして以来、実に20年ぶりとなります。
『アルマゲドン』といえばもちろんこの曲。
では『シティ・オブ・エンジェル』で真っ先に思い浮かべる曲といえば...?
ポーラ・コール「I Don't Want To Wait」を想起した方は少なくないでしょう...が、サウンドトラックにはポーラ・コールの曲は収録されていてもこの曲ではありません(実際はこの曲同様、アルバム『This Fire』(1996)に収められている「Feelin' Love」がサントラに入っています)。「I Don't Want To Wait」は映画の"日本版CM"に用いられた曲で、映画主題歌を集めた下記コンピレーションCDの解説にはきちんとその旨が記載。とはいえCMが大量に流れていたためか、また「I Don't Want To Wait」が大ヒット(週間11位ながら1998年年間10位を記録)したからか、『シティ・オブ・エンジェル』といえばこの曲!と思い浮かべる人は多いことでしょう。ちょっとやり方が...と思うのですが気のせいでしょうか。
『シティ・オブ・エンジェル』サウンドトラックからの大ヒット曲といえばグー・グー・ドールズ「Iris」...ですが、リリースされた1998年は、シングルCDがリリースされない限りラジオエアプレイで大ヒットしてもビルボードソングスチャートにはランクイン出来ないという規定があり、「Iris」はエアプレイを制しながらもソングスチャートで成功を収めることが出来ませんでした。尤も、翌年にはこの規定が撤廃されるのですが。
そんなネタも挟みつつ、次週のラジオではこんな特集をお送りしますので、よろしければ。
来週、3月18日の『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時 サイマル放送で全国何処からでも聴取可能)、音楽特集は【いまいち内容が思い出せない映画主題歌(洋画編)】です。この大ヒット曲が使われた映画のあらすじって何だっけ?...そんなかゆいところに手を差し伸べる?特集です
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) 2018年3月11日