イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

米ソングスチャート、日本人と同名歌手による美しい愛の歌がヒットの兆し

ビルボード最新11月11日付ソングスチャートトップ100を見ていると、日本人?と一瞬思ってしまった曲が90位に。その曲はMAX feat. gnash「Lights Down Low」。先週と変わらずこの位置に付け、今回が3週目のエントリー。

Lights Down Low - EP

Lights Down Low - EP

  • MAX
  • ポップ
  • ¥600

”MAX”とはいえ、女性グループではなく男性ソロ歌手。本名はマックスウェル・ジョージ・”マックス”・シュナイダーゆえ”MAX”名義なんですね。この曲は昨年春にリリースしたアルバム『Hell's Kitchen Angel』に収められており、アルバムリリース元はパニック・アット・ザ・ディスコやフォール・アウト・ボーイ等が所属するDCD2レコード(旧ディケイダンス・レコード)。EP化にあたり、同曲をMAXと共に書いたgnash(ナーシュと読むと以前書きましたがナッシュ説もあり。昨年秋、オリビア・オブライエンと共演した「i hate u, i love u」が全米10位のヒットに)を客演に迎えたバージョンも用意され、ミュージックビデオはそのバージョンとなっています。

それにしても...このビデオ、切なすぎやしませんか。一度だけズームアップするときがあるのですが(しかもさりげなくほんのわずか)、その箇所でズームか...!と。

 

実はこの曲、MAXの妻、エミリーとのファーストデートの際に書いたものだとか。そのふたりの結婚式の様子も公開されています。

あまりにも画になる...とその美しさに溜め息。実はMAX、今から7年前のドルチェ&ガッバーナ秋のキャンペーンでマドンナの相手役に抜擢されているのです。画像検索すると出て来るのですが、17歳とは思えない色気を放っています。さらに演技の世界でも活躍していたとか。

 

この「Lights Down Low」が、シングルリリースから1年、収録されているアルバムのリリースから1年半も経過した今になってヒットしているその要因は不明ですが、じわじわ浸透していったことでソングスチャートトップ100入りを果たせたのではないかと。今後のチャートアクションに注目しようと思います。