夏です。こちら青森も梅雨明けし、猛暑にうだる日々がはじまりました。
さて、先週の今日のラジオ番組『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時)では夏を代表する歌手、TUBEと加山雄三さんの特集をお送りしたのですが、では女性歌手で夏といえば?…という疑問がふと浮かんできたので、今日は女性歌手で夏関連のナンバーを載せてみようと思います。
・ナツ・サマー「恋のタイミング」(from『Hello, future day』(2017))
流線形のクニモンド瀧口氏がプロデュースしたシティポップ・レゲエ。酷暑をポップに和らげてくれる音は、生バンドとの初作『Natsu Summer & Dub Sensation』(2018) →Apple Music)でも変わりません。
・SHE IS SUMMER「WATER SLIDER」(from『WATER』(2017))
SNSでつながっている方が紹介していたのが元ふぇのたすのMICOさんによるソロプロジェクト。アルバムにはフレンズのひろせひろせさん、かせきさいだぁさん等自分好みの方が曲提供しているのですが、この曲を手掛けたのがLILI LIMITの土器大洋さんと知ってなるほど!と。以前担当ラジオ番組で大学生DJじんいちくんが次に来るバンドのひとつと言っていたのがLILI LIMITだったんですよね。そして先述した知人曰く、SHE IS SUMMERがあのビーイング発というのは自分も驚きました。来月にはミニアルバム「hair salon」もリリース。
・渡辺美里「夏が来た!」(from『Lucky』(1991))
1991年を代表するアルバム(オリコンでは同年年間9位を記録)の冒頭を飾るナンバー。現在ジャズピアニストとして活躍する大江千里さんによるキャッチーなメロディに乗せて走り出す恋を歌った平成初期を代表する夏曲。というか、美里さんほど夏にふさわしい女性歌手はいない気がするのは自分だけでしょうか?
(※それにしても、ここ数日のブログを書く際に痛感しているのですが、かつての邦楽の、YouTubeへの公式動画掲載が少なすぎます。洋楽は大半の歌手が公式アカウントを持っているため躊躇なく紹介出来るわけで、邦楽の柔軟性の低さというか無さにはかなりがっかりしています。是非とも公式動画を設けていただきたいと強く願うばかり。)
・もんたよしのり with 大橋純子「夏女ソニア」(1983)
化粧品メーカー、コーセーの同年夏のキャンペーンソング。同年夏は資生堂がラッツ&スター「め組のひと」、カネボウがYMO「君に、胸キュン。」を用いておりいずれも大ヒット。対する「夏女ソニア」は当時のオリコンチャートトップ10入りせず…だったのですが、当時のソウルミュージックを彷彿とさせるストリングスの使い方、そして両氏のパワフルな歌唱はただひたすら格好いいですね。担当ラジオ番組では先輩スタッフの佐々木さんが、"大橋純子さんといえばこの曲"と言っていて、自分も同感です。
(なお、化粧品メーカーキャンペーンソングについては資生堂 VS カネボウ CMソング戦争 1983 ( ブログバトン ) - プレインズのブログ - Yahoo!ブログ(2月6日付)を勝手ながら参照させていただきました。問題があれば削除いたします。)
・夏木マリ「キャデラック」(from シングル「ALLIANCE」(2012))
最後は夏が付く名前に戻って格好いい女性の代表、夏木マリさんのこの曲を。動画コメントに"「Move Over」みたい"とあってなるほどと思いつつ、それでもここまでパワフルに魅せつけてくれると、似てることを揶揄するのは野暮だと思うなど。それにしてもこのバンドメンバーたるや(詳細はこちらに)! ミュージックビデオよろしく、真夏の道路を駆け抜ける時に聴くと最高かもしれません。
というわけで夏×女性歌手で5曲お送りしました。そしてこのエントリーを書いたらカラオケ行きたくなってきました。