”リサ”と聞いて真っ先に浮かぶ歌手は、個人的には今も”LISA”さんだったりするので、このニュースには嬉しくなりました。
報道の後、20日にはこれまでの音源を網羅した150曲収録のアルバム『UNIVERSE』をダウンロードおよびストリーミングにてリリース。リミックスアルバムの楽曲は未収録とはいえ、6000円というのは良心的な価格設定ではないでしょうか。
自分はこの復帰を受けて真っ先にこんなツイートを。
m-flo「come again」とMISIA+DCT「I miss you 〜時を越えて」はたしかほぼ同発だった気が。かたや先鋭的で2ステップを取り入れ、かたやサルソウル風ソウルクラシック感。どちらも大好きな曲です
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) 2017年12月15日
m-floの発売は2001年1月17日、MISIAとDREAMS COME TRUEによる”MISIA+DCT”名義での発売は2001年の元日...実際ダブってはいないものの、共に40万前後を売り上げています。
この年の春、m-floは同曲を含むアルバム『EXPO EXPO』をリリース。シングルカットされた「prism」はJ-WAVE”LIVING IN TOKYO”のキャンペーンソングになったこともあり、よく聴いていました(リミックス版が用いられたと記憶)。「come again」は邦楽に2ステップを持ち込み、その動きがもしかしたら同年5月リリースの平井堅「KISS OF LIFE」につながっていったのかなと想起。
「I miss you ~時を越えて~」は動画サイトにミュージックビデオが掲載されていません(検索してみてください)。その「I miss you...」についてはMISIAさん、DREAMS COME TRUE両者の直近のベストアルバムに未掲載なのが非常に勿体無いと思い、以前記載しています。
MISIAさんと吉田美和さん、双方の歌の上手さは日本音楽界でもトップレベルであることに異論はないはずですが、MISIAさんがソウルに根差したものであるのに対し、吉田美和さんはポップ寄り。「I miss you...」でその違いがみえたのも面白かったなあとあらためて。いつかまた両者の共演を観てみたいものです。