ここ最近この曲ばかりを取り上げるようでアレですが、しかしその動向は面白く今週も追いかけることに。最新7月16日付のビルボードジャパンソングスチャート、DA PUMP「U.S.A.」が前週から2ランクアップし最高位となる2位に到達しました。
【ビルボード】SKE48「いきなりパンチライン」が27万枚を売り上げ総合首位 DA PUMP「U.S.A.」は総合2位に上昇 https://t.co/eHbLNTqLZl pic.twitter.com/CdEUEE0QrF
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) July 11, 2018
『ダウンロード2位、ストリーミング1位、動画再生1位など、各指標でバランス良くポイントを積み上げて』(上記リンク先より)いながら、シングルCDセールスでSKE48に破れた形。とはいえ、その総合ポイント数は過去最高を記録しています。
さて、シングルCD等セールスがはじまりポイントに加算されて以降、ここまでの動向をみると、ひとつの特徴が出てきました。
日付 総合順位 総合ポイント
各指標順位(ダウンロード/ストリーミング/シングルCDセールス/ルックアップ)
6/18 3位 7554ポイント 2位/10位/10位/30位
6/25 5位 6551ポイント 5位/1位/19位/18位
7/ 2 3位 6236ポイント 3位/2位/29位/14位
7/ 9 4位 7243ポイント 2位/1位/23位/7位
7/16 2位 8033ポイント 2位/1位/15位/5位
シングルCDセールスの巻き返しもあれど、直近の2週におけるルックアップが高い位置にあることがわかります。しかもシングルCDセールスとの乖離も目立っており、おそらくレンタルCD店舗での在庫数が増えたゆえと言えそうです。実際、自分の住む街のレンタルCD店舗でも在庫が増え、複数枚が面陳列されていました。
このルックアップの重要性は幾度となく記載していますが、アイドルとルックアップという関係性に特化して書いたのは2週間前のこと。
事実…というと怒られるかもしれませんが、2週前(7月2日付)でソングスチャート上位2強だった楽曲は今週いずれも圏外に(GOT7「THE New Era」1位→49位→圏外、MAGiC☆PRINCE「SUMMER LOVE」は2位→53位→圏外)。少なくとも地方のレンタルCD店舗ではこの2作品の在庫が置かれていない状況で、この2曲が社会的ヒットになった、もしくは歌手名が世間に浸透したとは言い難いでしょう。他方、歌手自体の知名度はあったにせよ、当初レンタルCD在庫がない店すらあった「U.S.A.」が他指標で好調をキープし、遂にはレンタルCD在庫が抱えられるようになった(そして実際にレンタル数が増えている)というのは本物のヒットたる証拠。音楽番組出演も続き、シングルCDセールスのみに長けた作品がない週には首位に到達する可能性も十分です。
そして。
【速報!!】今「U.S.A.」で話題沸騰中 DA PUMPの #SONGS 初登場が決定しました!!放送は、7月28日(土)午後11時~!どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?!お楽しみに♪ #NHK #DAPUMP #USA pic.twitter.com/pJ5HOPOtFZ
— NHK SONGS (@nhk_songs) July 9, 2018
"紅白"、確定ですね。