昨年からユニバーサル、ソニーと、洋楽国内盤が発売後1年未満でのレンタルを解禁し出しているのですが(ユニバーサルは再開)、遂にワーナーもその波に乗るようです。
ユニバーサルとソニーの動きは以前記載しました。
そしてワーナー。2月8日に解禁する作品は下記に。
・マックルモア&ライアン・ルイス『This Unruly Mess I've Made』
…国内盤発売:2016年4月6日
・ウィーザー『Weezer (The White Album)』
…国内盤発売:2016年4月1日
・ジェフ・ベック『Loud Hailer』
…国内盤発売:2016年7月15日(スペシャル・エディション:2017年2月1日)
・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『The Getaway』
…国内盤発売:2016年6月17日
・ジェイソン・デルーロ『Platinum Hits』
…国内盤発売:2016年8月10日
・トゥー・ドア・シネマ・クラブ『Gameshow』
…国内盤発売:2016年10月14日
・コーン(KOЯN)『The Serenity of Suffering』
…国内盤発売:2016年10月21日
・バステッド『Night Driver』
…国内盤発売:2016年11月25日
・ジャスティス『Woman』
…国内盤発売:2016年11月18日
・ジョシュ・グローバン『Stages Live』
…国内盤発売:2016年4月20日
以上TSUTAYA掲載、2月2週(6~12日)にレンタル開始されるアルバム一覧より。シンプル・プラン等はほぼ1年後の解禁ゆえ上記には記載しませんでしたが、新しいものではジャスティスやバステッドといった11月発売の作品まで並び、ワーナーも前倒し解禁したと断言していいでしょう。
ただ、たとえば11月発売作品でいけば、プリンスのベストアルバム『4Ever』(11月25日発売)やブルーノ・マーズ『24K Magic』(11月18日発売)、デヴィッド・ボウイ『Legacy The Very Best Of David Bowie』(11月11日発売)等は解禁に至っていないんですよね。解禁したとはいえ、既に認知度の高い歌手や未だ売れている作品に関しては導入しないというのは、戦略としては正しくとも個人的には好ましいとは言えない…と厳しい論調ですが記載させていただきます。
とはいえ、この【洋楽国内盤の1年未満での解禁】をワーナーが行ったことにより、ユニバーサル・ソニー・ワーナーといった大手が揃ったことになります。先行二社(および邦楽と同じ解禁タイミングを徹底しているエイベックス)に追随せざるを得なくなったこともあるでしょうし、TSUTAYA店頭におけるBGMでの"前倒し解禁された作品の紹介"放送の徹底により、1年未満でのレンタル解禁が顧客に広く認知されてきていることも前倒しを急かす理由になったのかもしれませんね。TSUTAYAの放送には感謝したいところです。
できれば今後は、作品に限らずすべての洋楽国内盤が3ヶ月後の解禁というふうに徹していただけたら…というのが現段階での自分の希望です。