昨日の『ゴゴナビ!!』(FMアップルウェーブ 月-金曜13時)の中で、"昔のクリスマスの定番といえばバタークリームのケーキ"というリスナーからのメッセージが紹介されていたのを聴いて激しく納得してしまったアラフォーの自分です。生クリームと違って新鮮味のないクリーム、硬いスポンジ、そしてチェリーに似せた甘ったるい何か(何なのかは判りかねたまま)…昭和あるあるだよなあと思ってしまいました。
さて、そんな昭和のクリスマスにお勧めしたい曲がこちらのCD。その名も、『昭和クリスマス~What A Fantastic Night!~』。文字通り昭和を代表する歌手によるクリスマスナンバーが多数収められた、2009年編纂のコンピレーションです。
Amazonでは一部聴取可能。内容紹介を見ると、昭和28~47年の作品とのことですのでさすがの自分も生まれてはいないんですよね。
個人的にこのCDの白眉を挙げるならば、11曲もの初CD化曲(当時)もあれど、今年メディアに登場する機会が増えた弘田三枝子さんによる2曲でしょうか。特に「ジングル・ベル」での堂々とした歌いっぷり! 歌の巧さ、ダイナミックさは海外歌手に引けを取らないのではないかと唸らされます。この「ジングル・ベル」の発表と同じ昭和40年の『NHK紅白歌合戦』の映像がありましたのでこっそりと引用させていただきます。
今の時代で彼女ほどのパワフルさを持ち合わせた歌手はどのくらいいらっしゃるのでしょう? その意味では、今年の紅白における島津亜矢さんがその位置付けかもしれませんね。
さて、先述したバタークリームケーキですが、こんな記事がありました。
記事には、写真が掲載されたケーキの販売元であるロリアンのリンクも。もう少し前に知っていたならば取り寄せたかったなあと。味が激的に進化しているそうなので、ぜひ一度食べてみたいと思っています。
そして昨日のラジオで言っていた"チェリーに似せた甘ったるい何か"の正体は、どうやらドレンチェリーとのこと。勉強になりました。