今朝方、Twitterで知った、青森県内の新星堂の閉店情報。
新星堂の決算は2末で、そこを無事越えられるかがポイントなのですが、1月下旬にあちこちで不穏な動きが。五所川原・高崎・八王子・ららぽーとは埼玉の三郷市かな。bit.ly/RE4Lxl
— oda makotoさん (@ODA_80_90) 1月 8, 2013
新星堂の"現状"、そして昨年11月の弘前店(イトーヨーカドー内)の閉店については弊ブログで触れました。が、立て続けに五所川原店が無くなるとは。新星堂のホームページには閉店の記載がなく、またTwitterでは閉店するらしいツイートは見られましたが閉店日が不確定。よって、今日仕事で近くに行く用事があったので、その足で五所川原エルムの街へ行ってみたところ、新星堂入口に下記記載の貼り紙がありました。
日頃より当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
当店は誠に勝手ながら、2013年1月27日(日)をもちまして閉店させていただくことになりました。
15年間のご愛顧、誠にありがとうございました。
※1月23日発売の新譜は、ご予約分の入荷はございますが1月27日までにご購入いただける方のみ対応させていただいております。
なお、入荷数に限りがございますので数量に達し次第、ご予約受付終了とさせていただきますのでご了承ください。
間違いなく、閉店は事実でした。
そして閉店に合わせてか、入ってすぐのところで国内盤70%オフセールを開催していたのですが、問題はワゴンのすぐ後ろにある、それも通路からよく見えるところにある面陳列用の棚が空っぽになっていることでした。閉店のアナウンスがなされているのでやむなしかもしれませんが、少なくとも翌週の新譜は(貼り紙に言及がないため)通常通り取り扱うでしょうし今週発売の新譜もあるわけで。閉店が決まったからといって必要以上にモチベーションを無くしてはいないか…と思った次第です。
新星堂の青森県の店舗一覧を見ると、五所川原店が無くなるわけで、これで県内の店舗は八戸沼館店のみとなります。
五所川原周辺のCDショップはYahoo!JAPAN ロコにて確認可能です。五所川原に隣接するつがる市柏のHMV(イオンモール内)が知名度や取扱CD等の専門性が高いため客層が流れると見込まれるかもしれませんが、同じHMVでも在京店舗に比べれば規模は劣りますし、イオンモール自体も後発の五所川原エルムの街の誕生により客数が奪われている状況が続いているように思われます(週末の客数や駐車場の満杯度からみても差は明らかです)。コアな音楽ファンならHMVに流れるかもしれませんが、ライトなファンにとってはふと思いついてCDを買おうと思ってもエルムの街内で買えなくなるというのは機会損失なんじゃないかと思います。まして、エルムの街では結構な頻度で有名芸能人がミニライブや握手会を開催(最近はベッキー♪#さんやミッツ・マングローブさんが登場)し、その際新星堂でのCD予約・購入でサイン等の特典があったはずです。そういうイベントとの関連性でもCDショップが消えるのはどうなのかなと思います。
…もしかしたらですが。跡地にタワーレコードが入るのではないか?と根拠のない推測をしています。
というのも、タワレコの主要株主はNTTドコモが50.3%、セブン&アイ・ホールディングスが44.6%(Wikipediaより)。そしてエルムの街の中核テナントはセブン&アイの子会社であるイトーヨーカドー。あまりに単純な考えですが、CDショップを持ってくるならタワレコが最適ですし、イベントとの絡みを踏まえればCDショップはショッピングセンターに必要という判断をエルムの街側が下すのではと思ったり。
(ただし、11月に閉店した新星堂弘前店の跡地には100円ショップのキャンドゥが出店しており、必ずしもCDショップが出店すると決まっているわけではない、ということは付け加えておきます)
あくまでタワーレコード出店は個人的な希望的観測に過ぎません。仮に新星堂に代わるCDショップの出店ならばそうなるでしょうしそうなってほしいところですが、もしCDショップではない業態が出店するのであるならば、CDはショッピングセンターにとって主要コンテンツではないと見なされたと考えても過言ではないでしょう。推移を見守りたいと思います。