エドウィン・ホーキンスが亡くなりました。74歳でした。
Edwin Hawkins, "Oh Happy Day" gospel star, dies at 74 https://t.co/p5wZEUC0bG
— billboard (@billboard) 2018年1月15日
たとえ彼の名を知らずとも、「Oh Happy Day」の方だといえば、ゴスペルファンでなくとも解るかもしれません。
18世紀にあった賛美歌をゴスペル調にアレンジし、エドウィン・ホーキンス・シンガーズが1968年に発表したのが「Oh Happy Day」。アメリカでは翌1969年にリリースされ、米ビルボードソングスチャートで最高4位を記録する大ヒットとなりました。映画『天使にラブソングを2 (原題: Sister Act 2: Back in the Habit)』(1993)でも用いられていることから、ゴスペルといえばこの曲というイメージを抱いている方も多いことでしょう。
自分はゴスペルクワイアに所属していた時代、この曲を歌ったことがあります。サビのハーモニーがバッチリ決まったときの格好良さ、最後に”Oh Happy Day”をクレッシェンドしながら繰り返すことで徐々に高まっていく思い...歌っていてこれほど気持ち良い曲はなかったかもしれません。
これからも彼の曲が、「Oh Happy Day」が世界中で愛され、歌い継がれていくことを願うばかりです。悲しみや蔑みが溢れてしまっている今、この曲を歌うことでエドウィン・ホーキンスへの敬意、そして世界の心の安寧を願う気持ちが生まれていくのではないでしょうか。