昨日地元のモスバーガーで流れていたのがこの曲(スマホアプリのShazamで確認しました)。”元”は間違いなくこの曲ですね。
安室奈美恵「Golden Touch」は2015年6月リリースのアルバム『_genic』収録曲で、同年上半期の私的邦楽ベストに入れているくらいのお気に入り。スカイラー・ステッカーという女性歌手の動画のコメント欄には『You stole this from Namie Amuro』という投稿があるのですが、しかし”盗んだ”とは言えないでしょう。なぜならスカイラー・ステッカー版のプロデューサーのひとりが安室奈美恵版同様、ヨアキム・ピアソン(Joacim Persson。正式な日本語表記不明)であるため。「You Got The Golden Touch」を収録した『This Is Me』が2015年9月のリリース(翌年6月には曲数が倍増した”シグニチャーエディション”として再リリース。下記リンク先はこのバージョン)であることを踏まえれば、もしかしたら安室奈美恵さん側が同時期のカバーを許可したか、もしくはヨアキム・ピアソン側が無許可で(安室奈美恵さんが提供曲をボツにする可能性を踏まえて?)スカイラー・ステッカーに歌わせた...というシナリオを想像した次第。
『This Is Me』のクレジットはこちら。ふたりの声、少し似てると思ったのは自分だけでしょうか?
スカイラー・ステッカーは現在15歳。女優としても活動し、テレビのコメディドラマ(シットコム)でディズニーの冠がついた『Austin & Ally (原題)』に一昨年出演。そして特筆すべきは、昨年そして今年と米ビルボードのダンスクラブソングスチャートを制しているのです。クラブDJが彼女を好んで使っていることが解ります。
・JX・ライダーズ feat. スカイラー・ステッカー「Sweet Dreams」
(ユーリズミックスのカバー。2016年9月10日付1位)
・スカイラー・ステッカー「Only Want You」(2017年9月2日付1位)
前者は客演名義ではありますが、硬軟共に難なくこなせる彼女、十分な実力者だといえます。
アメリカで、15歳の若さでダンスクラブソングスチャートを既に2度も制している方がカバーしたのが安室奈美恵さんの楽曲...そう考えれば、安室奈美恵さんの音世界は世界仕様であり世界標準とも言えそうです。ならば彼女はまだまだ活躍出来たのではないか、世界進出狙えたのでは、と思う自分がいます。