今年も弘前ねぷたまつりのマナーの問題について述べましたが、今日はその続き。
このマナー問題、各種メディアが報じ始めています。FMアップルウェーブによる動画配信サービス、アップルストリームは今年も。
【NEWS】
— applestream (@awlivenews) August 5, 2019
テープにチョークも ねぷた場所取りマナー改善せずhttps://t.co/qGtJ7LjQNW pic.twitter.com/5pqQooYgda
さらには地元紙の東奥日報も祭り期間中に報じました。
後絶たぬ祭り見物の場所取り、通行の妨げにも https://t.co/M7PYx1xUaS pic.twitter.com/0CU4PAbgvn
— 東奥日報(青森) (@toonippo) August 6, 2019
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青森ねぶた祭り、五所川原立佞武多を運営する側もマナーの悪さを問題視しながら、半ば”お手上げ状態”というのは正直腑に落ちませんが、その理由は下記に。
個人的には条例制定を求めています。その理由は、条例がマナー取締側の”後ろ盾”になるため。
マナー違反を取り締まる際、条例制定は絶対に必要でしょう。条例の後ろ盾がなくボランティア等で陣取りに対処すると、陣取る側が恐喝まがいの行動を採った際に太刀打ち出来なくなり、萎縮するだけです。弘前市 @Hirosaki_City 青森市 @AomoriShi 五所川原市そして県 @AomoriPref の対応を強く求めます https://t.co/QreR68gKrU
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) August 6, 2019
早急に条例制定してほしいと思うのは、昨日もやはり酷い状況だったため。
今日の弘前ねぷたまつりの会場となる弘前駅前の陣取りもひどいですね。剥がれてゴミになったテープもあれば、昨日のテープ跡が残り汚い状態に。触ると案の定ベタつきます。 pic.twitter.com/LLAJmt1mev
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) August 6, 2019
同時に、一昨日のブログエントリーで掲載した場所にも行きましたが、”立つ鳥跡を濁す”状態。
陣取りの”M”の文字がかなりくっきり残ってしまっています。熱で溶け、さらには人や時に車が(駐車場前に陣取る者もいるゆえ)踏み固めてしまったために接着面が強く残るのです。これを完全に剥がさない限り景観が戻ることはありません。歩道は津軽の伝統工芸であるこぎん刺しを模してるのですが、その美しさが台無しです。
陣取る方に、テープを使ってはならず祭り開始までにその場にいるようにと伝えたならばおそらく、熱中症になったらどうするんだ!と怒るでしょう。しかしこの道路の豹変ぶりはいわば”テープの熱中症”の結果なのです。デッキブラシ等を持って最後までこびりついた部分を取らない限り、やっていることはマナー違反といっても過言ではありません。
マナー違反者は自分のみの欲求を満たしたいばかりで、このような事態が起こるであろう想像力が乏しいものと考えます。家の前で同種のことをやられたらどう思うかと説いたらきっと、そんなことされるわけがないと答えるでしょうが、それは想像力の放棄でありイコール責任の放棄です。条例制定等で行政が動くことは、その彼らにも最低限の責任は存在することを意識させるためにも有効のはずです。
先に自治体側のお手上げ状態を腑に落ちないと書きましたが、マナーを問題視する市民や商店街等と話し合い改善策を見出すことに至っていない(ように見える)ゆえ、この問題を野放しにすることを是としたと捉えてもおかしくないと思うのです。今後悪化するマナー違反者と自発的な取締側とでトラブルが発生し事件化する可能性も否定出来ず、その最悪の事態を想起し先回りして動くことこそ重要なのです。