自分の住む場所はとりわけ田舎で、最寄りのタワーレコード3店舗がいずれも車で3時間程度。対してHMVは青森県つがる市柏の店舗まで1時間強なのですがマニアックな品揃えに乏しいという面からほとんど通わず、ゆえにタワーレコード、HMV共にオンライン購入が大半となっています。オンラインでの支払総額をHMVでは確認出来るのですが、およそ90万使っていて我ながら使っているなあと実感です。とはいえこれはまとめ買いで◯%オフ等のサービスを使い、良い作品を安く購入してきた結果ゆえ。輸入盤の安さはHMVが勝っており、気に入っていました。
そのHMVの配送料の制度が変更になります。
【重要】配送料変更とHMV MOBILE終了についてのご案内
(中略)
■変更日
2018年7月10日(火)午前0:00 以降 ご注文受付分より
■変更前
全国一律350円(税込378円) ・商品代金2,500円(税込)以上、または本を含む1,000円(税込)以上ご購入の場合は配送料無料 ・コンビニ受け取りサービスご利用の場合は配送料無料
■変更後
全国一律200円(税込216円) ・コンビニ受け取りサービスご利用の場合は配送料無料
"配送料が安くなる"という声もありますが、1回の支払でまとめ買いにて常時2500円以上使っていたいた身には、いくら買っても配送料がかかるのは堪えます。コンビニエンスストアでの受取を促し(ローソンと組んでいるので尚の事やりやすいのでしょう)物流コストを抑えるのは解るとして、ではコンビニの近くに住んでいない人は?とも思ってしまうのです。ただこれは極端に言えば配送料負担すればいいことですし、むしろ物流コストを踏まえれば税抜200円でも安いと言われればそれまでのこと。ですが、やはり個人的には堪えます。
そしてそれ以上に、個人的に最も引っ掛かっているのはこの部分なのです。
@HMV_Japan さん、過去1ヶ月のツイートを遡ってみても配送料変更のツイートはなし。HMVトップページには【重要】として(リンク先が)紹介されているので、ツイートでも謳う必要があると思うのですが如何でしょう? https://t.co/TilOa6fknW
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) June 11, 2018
Twitterで"HMV 配送料"と検索して今回の改正の最初のつぶやきが登場したのが6月11日(自分は同日、HMVのトップページにて発見しつぶやきました)。そして翌12日夕方にはHMV&BOOK onlineより"【重要】配送料変更とHMV MOBILE終了についてのご案内"という、先に引用したものと同じ内容のメールが届きました。しかしながら。
今日の夕方にメールで配送料変更の案内が来ました。一方@HMV_Japan のツイートでは今もまだアナウンスはなし。うーん… https://t.co/YLBuywJOo7
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) June 12, 2018
必ずしもTwitterでまで謳う必要はないのかもしれませんし、会社によってTwitterの活用方法は様々だとは思いますがそれでも。
上記スマートフォンでの画面には案内が出ているもののもっと大きく訴求していいと思いますし、これがパソコン画面ではより訴求度が低くなっていることを踏まえれば、ともすればHMV側は今回の改正を改悪だと捉えて(解って)いて、それを隠したいという気持ちが今回の案内の仕方にあらわれているのではないかと思うのです。穿った見方は承知で書かせていただきました。
改悪をきちんと訴求しない、隠そうとする姿勢が受け手にみえてしまうと少なからずイメージダウンを抱かせてしまうものと考えます。CDが売れなくなり岐路に立っている小売業界のその大変さは理解出来ても、伝えるべきことはきちんと伝えましょうよ…と強く言いたいところです。今回の件がHMVファン離れを呼ばないか心配ですし、少なくとも自分にとっては、ツイートしたように"うーん"という思いでいっぱいです。