現地時間の3月19日月曜に発表された、3月24日付最新チャート。ドレイク「God's Plan」が初登場から8週連続で首位をキープしました。
記事は下記に。
.@Drake spends an eighth week at No. 1 on the #Hot100 with "God's Plan"! https://t.co/5HxAByp3hK pic.twitter.com/wB7IujpssR
— billboard (@billboard) 2018年3月19日
そしてトップ10はこちら。
「God's Plan」はストリーミングが7290万を記録。過去7週いずれも7500万を上回っていたためこれまでにない低い数字ではありますがそれでも立派なもの。とはいえ前週比11%ダウンであり、二週連続での二桁ダウンとなっています。デジタルダウンロードは1位ながら49000と5万割れであり(しかも前週比15%ダウン)、ラジオエアプレイが同6%伸びているもののデジタル二指標を補完できないほどであるゆえ、もしかしたら曲のピークは越えたかもしれません。
とはいえ初登場から8週連続での首位は歴代トップ5入りとなり、見事な記録に間違いありません。最長記録はマライア・キャリー&ボーイズIIメン「One Sweet Day」(1995-1996)の16週、「God's Plan」は同じくマライアの「Fantasy」(1995 8週)に並びました。
トップ10に大きな動きがみられなかった今週ですが、地道に上がっているのがカントリー関連の2曲。ビービー・レクサ&フロリダ・ジョージア・ライン「Meant To Be」が4位に上昇し最高位を更新。ラジオエアプレイでは前週比12%も上昇し1億回超えを果たしています。またビービー・レクサがカントリー外の歌手であるゆえか、カントリーエアプレイソングスチャートでは強くなかったのですが、今週2ランクアップし7位に上昇。保守的と言われるリスナーにも浸透しつつあります。
もう一つは、カントリー歌手のマレン・モリスが参加したゼッド、マレン・モリス&グレイ「The Middle」。こちらもラジオエアプレイが好調で前週比18%アップし同指標でトップ10入り(11→9位)。ラジオエアプレイにおいてゼッドは6曲目のトップ10ヒットを放ったことになり、ダンスミュージックにおいて一歩抜きん出た存在になったと言えるでしょう。
今週のチャートはどちらかといえば凪の傾向が強かったように思います。またもうすぐトップ10をみると、公開されたミュージックビデオの再生回数がストリーミングに反映されたカミラ・カベロ「Never Be The Same」が19→16位の小幅な動きにとどまっており、ドレイクを脅かす次の台風の目が見えにくい状態です。そして気がかりなのがテイラー・スウィフト。3月11日日曜に公開された「Delicate」について、今回のチャートで大きな動きがあってもおかしくなかったはずが記事では言及されていないんですよね。これは一体?