ラジオの楽しみのひとつは、こちらが知らない音楽を提供してくれること。弊ブログで取り上げているビルボードジャパンソングスチャートは所有と接触の指標群から成るのですが、接触指標のひとつであるラジオエアプレイは受け手(リスナー)が自ら曲を選べない点においてストリーミング(サブスクリプション再生回数に基づく)や動画再生(YouTube)指標とは異なれど、だからこそ時に面白い出会いがもたらされるのです。
まもなく19時からスタート! https://t.co/boNd5fSw38 pic.twitter.com/EtU1KyctlR
— after6junction (@after6junction) 2019年11月28日
先週木曜の『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ 月-金曜18時)でDJプレイを披露した伊藤陽一郎さんは80年代名曲のカバーおよび"インスパイア"絞りでセレクトしていたのですが、運動中に聴きながら思わず足を止めてしまいそうになるほど、そっ…いやインスパイアされた曲に謎の感動を覚えた次第。この曲、Riff Raff(リフラフ)「東京涙倶楽部」と元の?曲について紹介されているブログがありますので勝手ながら紹介させていただきます(問題があれば削除いたします)。まさかメンバーのひとりがあのお方とは。
ここまでの音楽の偶然、同じTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月-木曜8時30分)で知った大杉久美子、若草児童合唱団「ピンキーマウス・マーチ」以来の衝撃でした。
ラジオってこういう曲とも出会えるから面白いんですよね。ただ双方とも配信は勿論のこと、CD化もされていない模様。さすがにCD化したくても出来ない事情があるのでしょうが、これはぜひとも自分が担当する番組向けに手に入れたいところです。
インスパイア、オマージュ、果てはパ…にはいろんな感情が飛来し"楽しければ一番!"とはさすがに断言出来ませんがしかし、こういう過去の遺産があるからこそ音源を掘る人にとっては楽しいでしょうし、ラジオで出会えることが嬉しいんですよね。