米ビルボードソングスチャート速報。現地時間の9月30日月曜に発表された、10月5日付最新ソングスチャート。リゾ「Truth Hurts」が5連覇を達成しました。
.@Lizzo logs her fifth week atop the #Hot100 & @chrisbrown lands his first top 5 hit since 2008 https://t.co/U0ch2b9KaL
— billboard (@billboard) September 30, 2019
リゾ「Truth Hurts」は前週、女性単独(客演なし)によるヒップホップ楽曲の最長首位記録を更新しましたが、客演ありでの女性ヒップホップアクトによる最長記録(イギー・アゼリア feat. チャーリーXCX「Fancy」(2014)まであと2週となりました。ラジオエアプレイは前週比3%アップの1億1940万を獲得し連覇、ストリーミングは同6%ダウンの2750万(同指標7位)、ダウンロードは同5%ダウンの26000(同指標2位)に。K-PopアクトのAB6IXを迎えた新リミックスを公開したことでダウンロードが上昇するものと捉えていましたが、大きな話題にはならなかった模様です。
ルイス・キャパルディ「Someone You Loved」がトップ3入り、リル・テッカ「Ran$om」がストリーミング6週目の首位を獲得して4位に浮上。そしてクリス・ブラウン feat. ドレイク「No Guidance」が5位に上昇し、同曲の最高位を更新しました。
ストリーミングは前週比1%ダウンの3280万(同指標3位)、ラジオエアプレイは同1%アップの6200万(同指標9位)、ダウンロードは同1%ダウンの6000(同指標22位)を獲得し、クリス・ブラウンにとって2008年秋の「Forever」以来となる11年ぶり5曲目のトップ5ヒットとなりました。一方ドレイクにとっては15曲目となり歴代17組目の記録達成です。
最新のトップ10はこちら。
[今週 (前週) 歌手名・曲名]
1位 (1位) リゾ「Truth Hurts」
2位 (2位) ショーン・メンデス & カミラ・カベロ「Señorita」
3位 (4位) ルイス・キャパルディ「Someone You Loved」
4位 (6位) リル・テッカ「Ran$om」
5位 (7位) クリス・ブラウン feat. ドレイク「No Guidance」
6位 (5位) リル・ナズ・X「Panini」
7位 (3位) ビリー・アイリッシュ「Bad Guy」
8位 (9位) ポスト・マローン「Circles」
9位 (8位) ポスト・マローン feat. ヤング・サグ「Goodbyes」
10位 (10位) リル・ナズ・X feat. ビリー・レイ・サイラス「Old Town Road」
今週はマルーン5「Memories」が22位に初登場を果たしています。
カーディ・Bをフィーチャーし全米首位を獲得した「Girls Like You」以来となる新曲。ダウンロードは27000となり同指標首位発進。マルーン5にとって22曲目のトップ40ヒット、100位以内となるとちょうど30曲目のランクインとなります。
この「Memories」を上回り、今週トップ100で最も高い位置に初登場を果たしたのがダベイビー「Intro」(17位)。
先週金曜リリースされた、ダベイビーのセカンドアルバム『Kirk』からの先行曲。ストリーミングが好調なことから次週はこのアルバムから大量エントリーを果たす可能性もあります。リゾ「Truth Hurts」に客演したことで同曲を首位に押し上げ、リル・ナズ・X「Panini」に参加し同曲にトップ10入りをもたらした影の功労者が、主演作で「Suge」以来のトップ10入りなるか注目です。