全国で様々な音楽フェスが開催される中、青森県では県を代表していた音楽フェス、”夏の魔物”が3年前を最後に行われなくなりました。関東に拠点を移した夏の魔物は、昨年末に青森市で屋内開催したのですが、その評判や後のゴタゴタを聞くにつけ、夏の魔物からは距離を置くのが正解と考える自分がいます。
最後の夏の魔物、および2014年に開催され"毎年開催する"と言いながら1回で終了した”AOMORI SHOCK ON”を踏まえ、このようなエントリーを記載しました。
しかしここに来て大きな動きが。この夏、青森県で2つの大きな音楽フェスが開催されることになりました。
ひとつは【a-nation】。
「a-nation 2019」日程&開催地決定❢
— a-nation navi (@anation_navi) April 16, 2019
今年は青森、三重、福岡、大阪の4会場で開催します✨https://t.co/o1fg6YBnBw
出演アーティストの発表及びチケット受付詳細は順次発表して参りますので、続報をお待ち下さい😉 #anation2019 pic.twitter.com/JkOb2IiEoC
この発表直後、青森テレビが生ワイド番組『わっち!!』(月-金曜16時50分)内で、同局の開局50周年記念事業としてa-nationを実施と発表。VTRには青森県出身の古坂大魔王さんが登場しています。古坂さんが手掛けるピコ太郎さんはavex所属、またEXILE系グループが度々『わっち!!』に出演していることもあり、見事に合致した形です。ラインアップは今後発表されます。
そしてもうひとつは【WORLD HAPPINESS】。
WORLD HAPPIESS 2019 第一弾出演アーティスト
— WORLD HAPPINESS 2019 (@wh_fes) April 9, 2019
高橋幸宏(@room66plus)
槇原敬之(@Daviechan)
ゴスペラーズ(@the_gospellers)
チケット先行発売中! ~5/24(金)https://t.co/6QXL2p7KJt#wh_fes #ワーハピ pic.twitter.com/F9Xd5YvboR
昨年開催が見送られたWORLD HAPPINESSが、日本で3番目の屋内スケート場として今夏オープンするYSアリーナ八戸の竣工記念イベントとして復活。出演第一弾に槇原敬之さん、ゴスペラーズが決定。ゴスペラーズの北山陽一さんは地元八戸市の出身、そして槇原敬之さんは自主レーベル第一弾アルバム『Heart to Heart』(2011)に収録された「林檎の花」が、東北新幹線が新青森駅まで延伸する際のキャンペーン"MY FIRST AOMORI"のCMソングに起用されたことから、青森に縁があると言ってもいいかもしれません。そして上記ホームページは八戸市のサイト内にあり、市の積極的なバックアップがあるものと考えます。
どちらの音楽フェスも、翌年青森で開催される可能性は極めて低いと思うのですが、今回を機に青森で音楽フェスが浸透し、行く人が増え、翌年以降県内でニーズが高まり常時開催の音楽フェスが行われるようになるならば何よりです。まずは両イベントが成功することを心から願います。