ご無沙汰しております。
7月中旬から環境が一気に変わりました。ブログを全くもって書けないという状況とまではいかないものの、バタバタということを半ば言い訳にしてここまで放置しておりました。申し訳ございません...! 今後は不定期で更新できればと考えています。
さて、あっという間に今日で2013年は終わりです。ということで、今年も私的邦楽ベストソング集を掲載してみます。条件は、【2013年にリリースされた曲であること】くらいでしょうか。最近は非シングル曲(アルバムから先行で公開される曲)も多いので、昨年からはシングルズベストならぬ”ソングスベスト”と銘打っています。選んだ楽曲で、1枚のCD-R(80分弱)に収まるよう、流れも気にしつつ、では公開します。
●2013 JP Songs Best (20131214作成)
01. Can You See Our Flag Wavin' In The Sky? / 三浦大知
02. ゆめのしま / RHYMESTER
03. ミュージック / サカナクション
04. P-O-P-T-R-A-I-N / Nona Reeves
06. TACATA' / MAX
07. I just want to hold you / 藤井隆
08. MR. TAXI / UNCHAIN
09. ジャズィ・カンヴァセイション
/ SOIL&"PIMP"SESSIONS feat. RHYMESTER
10. All The Things (Your Man Won't Do) / JUJU
11. 都会の夜 わたしの街
/ 冨田ラボ feat. 原由子, 横山剣, 椎名林檎, さかいゆう
12. ふりかえるといるよ / Perfume
13. 恋するフォーチュンクッキー / AKB48
14. まともがわからない / 坂本慎太郎
15. 薔薇とローズ / さかいゆう
16. Contrail / 安室奈美恵
total time 76:59
昨年のベストはコチラに。正直、昨年と同じミュージシャンを複数選んでいて個人的な好みが強く反映されていると言われればそれまでですが、質の高い作品を作り続けていると言えるでしょう。
というわけで、各曲1ツイートに収まる程度にして掲載。
01. 三浦大知「Can You See Our Flag Wavin' In The Sky?」 前作でのスクリレックス同様、今回はミゲル的浮遊感をいち早く取り入れた印象。それでいて咀嚼力ハンパない。ラストのファルセットの美声たるや
02.RHYMESTER「ゆめのしま」 BPM143の速さをものともしない、重厚さと軽やかさを併せ持つ。大震災以降の歌は数あれど、彼らの放つ歌ほどリアルで、揺さぶられて、勇気の出るものはないよなあと
03. サカナクション「ミュージック」 正直、自分が選ぶラインナップは同じミュージシャンが多いけど、それは彼らの進化が凄まじく次から次へと傑作を放つから。サカナクションのジャンルとしての唯一無二感は他の追随を許さないまでになったなあと
04. Nona Reeves「P-O-P-T-R-A-I-N」 TBSラジオ『ザ・トップ5』BGMとして書き下ろしたものを歌詞を変えてリリース。時流にアレンジを沿わせながらも西寺郷太が敬愛するエイティーズ感がにじみ出る良質ポップス
05. NMB48「カモネギックス」 アイドル歌唱や歌詞イミフへの非難は数あれど、アイドルに裏声全開の曲をあてがう井上ヨシマサの変態っぷりに脱帽。中近東や和風テイストでありつつ、それでいてEDM的に一級品。考えるな感じろ的逸品
06. MAX「Tacata'」 何度PV観たことかw ここまで吹っ切れると潔すぎますよ。ツッコミどころ満載の歌詞であれど最後にはマイノリティ賛歌的側面もあって、実は軽そうで深い歌詞の世界。紅白に出て度肝抜かせてほしかったw
07. 藤井隆「I just want to hold you」 久々の新曲は松田聖子書き下ろし。藤井隆が好きな曲を渡しそれに応える形で生まれた曲はカイリーを彷彿(させすぎだけどあらがえない)曲に。歌手完全復帰切望
08. UNCHAIN「MR.TAXI」 彼らのソウルに起点を置いたアレンジのセンスの良さに脱帽(PVのやる気ない振り付けとのギャップw)。カヴァー集全品が絶品だけど、とりわけ気に入りました
09. SOIL&"PIMP"SESSIONS feat. RHYMESTER「ジャズィ・カンヴァセイション」 ライムス2曲目ですが客演ということでお許しを。日本であまり聴かれないジャジーヒップホップの傑作といっても過言ではないかも
10. JUJU「All The Things (Your Man Won't Do)」 シングルc/w収録のJoeのカヴァー(オリジナルは)下記。しっとりアコースティックカバーというジャンルを確立させた感。セクシーな曲に大人感が上乗せ
11. 冨田ラボ feat. 原由子, 横山剣, 椎名林檎, さかいゆう「都会の夜 わたしの街」 冨田ラボと4人のシンガーとによる作品のハイライト。大震災後の空気をまとう作品で今年のベストかも。兎に角椎名林檎の声が入ってきたところで鳥肌。作詞は坂本慎太郎 (動画未検出)
12. Perfume「ふりかえるといるよ」 ここにPerfume好きの方が数多くいらっしゃるし音楽に長けてる方ばかりなので表現するのためらうけどw もう単純に好き、なのです。かるーく歪むスクリレックス的音入ってるアクセントもいいなあ
13. AKB48「恋するフォーチュンクッキー」 言わずと知れた。ディスコとアイドルは相性いいの分かってて、それでもこの曲は最強すぎ。口パクだからとかで理由つけて聴かないままなのは本当に勿体無いですよと。今年一番メディアで聴いたかも
14. 坂本慎太郎「まともがわからない」 … 前曲からのソウルつながり。もっと前からゆらゆら帝国知っていればよかった!とこの曲聴いて後悔したくらい。フリー・ソウルに入れても何ら遜色ないよなあ本当に。J-WAVE等でもヒットしてました
15. さかいゆう「薔薇とローズ」 三菱自動車のCMソング。ゴスペルアプローチを薄く敷くだけじゃなく、間奏ではディアンジェロ的シャウトまで! それでいてポップスとして大成されていて、もっと評価されるべき人だと本当に思うのですよ
16. 安室奈美恵「Contrail」 Nao'ymt×ドラマ主題歌の組み合わせは「Baby Don't Cry」同様に良質なポップスを生むなあ。今の彼女にしては珍しいほぼ全編日本語詞。こういう曲ももっと出して欲しいと思うなど
以上16曲。売れている作品でも純粋に好いものはきちんと入れた次第。EDM的な音が目立った一方で、世界的なディスコティックムーブメントをいち早く咀嚼したAKBにも拍手を。
さて、これから紅白に集中してきます。