イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

NHK青森放送局へ異動してきたアナウンサーの安定感

以前のエントリーにコメントをいただき、表題の異動の件を知りました。教えていただき、感謝申し上げます。

NHK青森放送局は夕方のニュース番組を育てる”つもりはない"(4月7日付)

新潟放送局より異動してきたのは、沖縄出身の池間昌人(いけま まさと)アナウンサー。今朝の6時台および7時台のローカルニュースではじめて拝見しました。顔立ちはホームページの写真よりふっくらしており、いい意味で腹話術の人形みたいな頬が特徴的です(というか、ホームページの写真はかなり攻めてるなあと思うのですが)。

 

驚いたことに、合計20分の放送時間中、噛んだのは天気予報の一箇所だけ。そして青森県の地元ニュースゆえ地名等にアクセントの誤り(アクセント狂い)があるのでは?と思ったのですが、西目屋村に関するニュースもきちんとこなし、アクセント狂いは一切見られませんでした。発音も極めて明瞭で声も優しく、家事等忙しく音声のみ捉える視聴者にとっても聞き取りやすい上に、気持ちも穏やかになれるかのようです。さらには6時台の5分枠の最後、天気予報を終えると"この後は『おはよう日本』です"と告知を挿入出来るほどの余裕すら。ただただ見事でした。

 

驚いたことに…と書きましたが、アナウンサーにとっては、噛まないことが当然かもしれません。しかしながら最近の、とりわけNHK青森放送局のアナウンサーやキャスターにはその基礎が出来ていない方が少なくないと思っていましたし以前からここで指摘もさせていただきました。それゆえ、池間アナウンサーの異動は(どうやら本人の希望が叶ったゆえの異動の模様ですが)、非常に嬉しい限り。池間アナウンサーが入ったことが発奮材料となって、青森放送局のアナウンサーやキャスターが互いに切磋琢磨しあえたならなによりです。

 

ちなみに池間アナウンサー、前任の新潟放送局在籍時にはおよそ8キロ増量したとか。青森も新潟に負けず劣らずご飯が美味しい土地ですから、くれぐれも食べ過ぎないよう願っております。