ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<6月24日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
(該当曲はありません。)
・アルバムチャート
(該当作品はありません。)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
6月24日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:6月15~21日)は、なにわ男子が首位を獲得しています。

(6月24日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
なにわ男子は前週の100位未満から大きく上昇し、2024年6月19日公開分以来2年ぶりの首位を獲得しています。これは『ND5』のアルバムチャート首位初登場に伴うもので、同作品はフィジカルセールスおよびダウンロード指標を制し、またストリーミング指標でも5位に。デジタル同時解禁が影響し、歌手別でもダウンロード12位、ストリーミング49位につけています。
ストリーミング指標は決して高いとは言えないものの、なにわ男子にとってはキャリア最高位を記録。ロングヒットの要となる接触指標が好調に推移し、アルバムチャートのみならずトップアーティストチャートでも上位を維持するかに注目です。
当週は「烏」にてソングチャートを制した米津玄師さんが、歌手別チャートでは11→5位に上昇し3週ぶりのトップ10入り。今回の集計期間直前に開催されたMUSIC AWARDS JAPAN 2026にて「IRIS OUT」が5部門を受賞したことも影響したといえます。この音楽賞で主要部門を獲得した歌手では、Mrs. GREEN APPLEが2→4位、HANAが6→7位、サカナクションが7→9位に入り10位以内をキープしていますが順位面では後退しています。
そして当週の歌手別チャートではマイケル・ジャクソンが14→8位に上昇し、トップ10入りを果たしています。前週の集計期間内に日本で封切られた映画『Michael/マイケル』のヒットに伴い、アルバムチャートでは当週7作品が100位以内に登場。そのうち1982年リリースの『Thriller』は11→4位に浮上し、アルバムチャートでもキャリア初のトップ10入りに至っています。
ソングチャートでも4曲が総合100位以内に登場したマイケル・ジャクソンは、歌手別チャートにてダウンロード4位、ストリーミング8位、ラジオ5位および動画再生9位となり、4指標がトップ10入り。このチャートで他に4指標以上トップ10入りを達成しているのは嵐、Mrs. GREEN APPLE、米津玄師、M!LKおよびサカナクションであり、彼らの安定したチャート動向を踏まえればマイケルも今後ヒットが継続するかもしれません。
前週のトップ10から後退したのはBOYNEXTDOOR(4→47位)、櫻坂46(8→31位)および吉田仁人さん(10位→100位未満)の3組。一方でMUSIC AWARDS JAPAN 2026で主要部門を受賞した藤井風さんは22→13位、HUNTR/X(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)は52→57位と推移。なおXGは前週、当週共に100位未満となっています。
<6月24日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週100位未満) なにわ男子
2位 (1位) 嵐
3位 (3位) back number
4位 (2位) Mrs. GREEN APPLE
5位 (11位) 米津玄師
6位 (5位) M!LK
7位 (6位) HANA
8位 (14位) マイケル・ジャクソン
9位 (7位) サカナクション
10位 (9位) BTS