ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<6月17日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
(該当曲はありません。)
・アルバムチャート
AK-69『Road to The Independent King』(6月10日公開分 総合77位)
宇多田ヒカル『Distance』(同 総合89位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
6月17日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:6月8~14日)は、嵐が首位を獲得しています。

(6月17日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
5月に活動を終了した嵐が首位をキープ。ラストライブ開催、その終了直後に過去のライブセットリストをプレイリストにて公開したことも牽引し、前週はソング/アルバムチャート双方において100位以内最多エントリー数を更新。当週は全体的に後退し、トップ10内登場はソングチャートで3曲、アルバムチャートで1作品となっていますが、歌手別チャートでは2連覇を果たしています。
アルバムチャートはポイントが可視化されていませんが、ソングチャートで50位までにランクインした嵐の曲はポイント前週比が6割台前後に。一方、ソングチャートでトップ10入りした3曲のストリーミング再生回数は前週比7割を上回っており、ロングヒットの要となるストリーミングの好調がポイント減少率を抑えているといえそうです。
前週トップ10未満ながら当週トップ10内に登場したのはBOYNEXTDOOR(100位未満→4位)、櫻坂46(48→8位)、吉田仁人さん(未ランクイン→10位)の3組。BOYNEXTDOORは『HOME』が総合アルバムチャートを初登場で制したこと、櫻坂46は「Lonesome rabbit」にフィジカルセールス指標が初めて加算され総合ソングチャートで首位に立ったことにより、歌手別チャートでも上昇しています。
M!LKの吉田仁人さんはソロ作『東京』がアルバムチャート3位に初登場を果たし、歌手別チャートでも10位に。これまで100位以内に通算2週登場し、最高位は共に93位でした(2025年1月29日公開分および同年8月20日公開分)。当週キャリア最高位を更新した形ですがストリーミング指標は未加算であり、次週のアルバムおよびトップアーティストチャートの動向を注視する必要があります。
前週のトップ10から後退したのはTREASURE(4→12位)、Snow Man(8→18位)およびJI BLUE(9→27位)の3組。『NEW WAV』がアルバムチャート登場2週目のTREASUREは、歌手別ではフィジカルセールス5位、ラジオ2位と2指標が5位以内に登場しています。
トップ10未満をみると、マイケル・ジャクソンが30→14位に。集計期間内に公開された映画『Michael/マイケル』の大ヒットに伴い、アルバムチャートでは『Thriller』が45→11位、『Bad』が98→45位に上昇し、またサウンドトラック(マイケル名義)が68位初登場、『Off The Wall』が76位に再登場しています。歌手別チャートではカラオケ以外の5指標が20位以内にランクインし、ポイントをバランスよく獲得しています。
<6月17日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週1位) 嵐
2位 (2位) Mrs. GREEN APPLE
3位 (3位) back number
4位 (100位未満) BOYNEXTDOOR
5位 (5位) M!LK
6位 (6位) HANA
7位 (7位) サカナクション
8位 (48位) 櫻坂46
9位 (10位) BTS
10位 (未ランクイン) 吉田仁人