6月10日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは嵐の楽曲が大挙上昇し、トップ10内に3曲、トップ20内に9曲、そして100位以内には史上最多となる24曲がエントリーしています。
そして本日発表されたアルバムチャートでも嵐の作品が大挙上昇。さらに、ソングチャートとアルバムチャートを合算したトップアーティストチャートはキャリア初の記録が生まれています。
まずはアルバムチャート。当週は100位以内に17作品がランクインし、ソングチャートに並びこちらでも最多ランクイン記録を更新しています。その旨はビルボードジャパンも"ハイライト"と称したポスト(→こちら)にて紹介しています。
ランクインした17作品は以下の通り。このうちリカレントルールが適用されたのが3作品となります。
<ビルボードジャパンアルバムチャート 嵐の作品における推移>
・46→6位 『5×20 All the BEST!! 1999-2019』 ※リカレントルール適用対象
(フィジカルセールス24位、ダウンロード2位、ストリーミング8位)
・41→7位 『Time』
(フィジカルセールス100位未満、ダウンロード50位、ストリーミング3位)
・64→9位 『僕の見ている風景』
(フィジカルセールス300位未満、ダウンロード66位、ストリーミング7位)
・58→11位 『ウラ嵐BEST 2008-2011』
(フィジカルセールス未加算(配信限定)、ダウンロード31位、ストリーミング10位)
・100位未満→16位 『One』
(フィジカルセールス100位未満、ダウンロード59位、ストリーミング13位)
・93→18位 『LOVE』
(フィジカルセールス300位未満、ダウンロード77位、ストリーミング15位)
・100位未満→25位 『ARASHI No.1 ~嵐は嵐を呼ぶ~』
(フィジカルセールス300位未満、ダウンロード100位未満、ストリーミング22位)
・100位未満→29位 『ARASHIC』
(フィジカルセールス300位未満、ダウンロード100位未満、ストリーミング26位)
・100位未満→31位 『Popcorn』
(フィジカルセールス300位未満、ダウンロード100位未満、ストリーミング28位)
・100位未満→32位 『THE DIGITALIAN』
フィジカルセールス300位未満、ダウンロード100位未満、ストリーミング30位)
・100位未満→36位 『Dream"A"live』
フィジカルセールス300位未満、ダウンロード100位未満、ストリーミング34位)
・100位未満→37位 『This is 嵐』 ※リカレントルール適用対象
(フィジカルセールス93位、ダウンロード29位、ストリーミング38位)
・33→47位 『ウラ嵐BEST 1999-2007』 ※リカレントルール初適用
(フィジカルセールス未加算(配信限定)、ダウンロード23位、ストリーミング46位)
・100位未満→68位 『Beautiful World』
フィジカルセールス300位未満、ダウンロード100位未満、ストリーミング63位)
・100位未満→69位 『How's it going?』
(フィジカルセールス300位未満、ダウンロード92位、ストリーミング64位)
・100位未満→74位 『いざッ、Now』
フィジカルセールス300位未満、ダウンロード100位未満、ストリーミング68位)
・100位未満→83位 『ウラ嵐BEST 2016-2020』
(フィジカルセールス未加算(配信限定)、ダウンロード43位、ストリーミング80位)
2025年度下半期初週に導入開始されたリカレントルールは、総合100位以内に通算26週以上在籍した作品に対しその翌週以降、Streaming Albumsチャート(非公開)をアルバムチャートのストリーミング指標に落とし込む際に減算処理を施すというもの。新陳代謝を目的に導入したとみられるこのルールが適用されながらも2019年リリースのベストアルバムが6位に到達した点からは、嵐が気になって聴いた方の多さを実感できます。
加えてこのタイミングで『ウラ嵐BEST 1999-2007』が初めてリカレントルールの対象となりながら、総合では33→47位、ストリーミング指標では28→46位と推移し、下落幅が小さい状況です。前週の位置でリカレントルールを適用された場合は通常、総合そしてストリーミング指標共に100位未満へと急落することが多く、『ウラ嵐BEST 1999-2007』の推移からも嵐の注目度の高さが感じられます。
そして嵐は、トップアーティストチャートで当週首位を獲得しています。この歌手別チャートについてはビルボードジャパンが記事を用意していないことから、弊ブログにて毎週木曜19時に勝手ながら"記事化"エントリーを公開。本日の内容の一部を、こちらにも掲載します。
6月10日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:6月1~7日)は、嵐が首位を獲得しています。
(中略)
構成各指標はフィジカルセールスが100位未満→40位、ダウンロードが1→位、ストリーミングが3→1位、ラジオが5→5位、動画再生が7→1位そしてカラオケが17→3位。接触指標群の上昇はラストライブ終了直後、各サブスクサービスやYouTube向けに同日開催分を含むこれまでのライブのセットリストをプレイリストにて公開したことも影響したとみられます。またライブの余韻がカラオケ需要を増やしたことも推測されます。
嵐によるトップアーティストチャート制覇は、このチャートが2021年度初週に開始して以来初となります。これまでは2021年1月6日公開分、2026年3月11日公開分および前週にて記録した3位が最高でしたが、今回遂に首位の座に就いた形です。
・【トップアーティストチャート】嵐がデジタル3指標を制し、キャリア初の総合首位獲得(6月11日付)より
トップアーティストチャートおよび(同チャートにおける)ストリーミング指標の双方を同時に制したのは、2026年度ではMrs. GREEN APPLE、HANA、BTSに続き嵐が4組目。ソングチャート振り返り時(嵐が100位以内同時最多エントリーを達成…ビルボードジャパンソングチャートにおける記録をまとめる(6月11日付)や上記引用箇所でも記したように、ライブセットリストのプレイリスト化が接触指標群に大きく寄与したと考えます。
そして、音源をきちんとデジタル解禁しているからこそプレイリスト化が可能となり、今回の結果につながったといえます。この点からも、デジタルアーカイブの重要性がよく分かるでしょう。