6月3日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:5月25~31日)では、前週首位に立った日向坂46「Kind of love」が22位に後退。CUTIE STREET「キュートなキューたい」が首位初登場を果たしています。
【ビルボード】CUTIE STREET「キュートなキューたい」が“JAPAN Hot Animation”初登場1位を獲得 https://t.co/kxvyaaoD2b
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年6月3日
当週は2位にNMB48「初めてのオール」が、こちらも初登場でランクイン。フィジカルセールス指標初加算に伴いトップ2に至ったこれら作品ですが、他指標は前週まで300位以内に入っていませんでした。


テレビアニメ『ポケットモンスター』エンディングテーマとなるCUTIE STREET「キュートなキューたい」は、合算対象となる短縮版(TV sizeバージョン)が5月15日に、またNMB48「初めてのオール」は5月13日に配信開始。一方で2曲共に、5月24日までを集計期間とする前週5月27日公開分までにダウンロード(紫で表示)等の構成指標が一度も300位以内に入っていないことがCHART insightから見て取れます。
加えて、当週のトップ2は共にストリーミング指標(青)が300位以内に入らず未加点の状況です。もうひとつの接触指標である動画再生(赤)はCUTIE STREET「キュートなキューたい」が25位の一方、NMB48「初めてのオール」は加点対象となっていません。接触指標はライト層(曲は気になるが歌手のファンというわけではない方)のニーズを可視化しやすいため、特に「初めてのオール」ではその層の存在がみえにくいといえます。
所有指標においてもフィジカルセールス(黄色)とダウンロードとで差がみられることから、コアファンとライト層とでの乖離が小さくないと思しきCUTIE STREET「キュートなキューたい」およびNMB48「初めてのオール」は、フィジカルセールス指標加算2週目となる次週にて特にストリーミング指標が加点されなければ、総合チャートでの急落が予想されます。

(上記CHART insightは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
当週のトップ10における3位以下の8曲はストリーミングそして動画再生で強さを発揮し、ストリーミングは全曲、動画再生はMrs. GREEN APPLE「lulu.」(総合9位)を除く7曲が10位以内に入っています。いずれの曲も5週以上ランクインしていることを踏まえれば、ロングヒットに必要なものは何かがよく分かるでしょう。

当週は嵐「Five」が躍進しています。当週の集計期間最終日に活動を終えた嵐による今年リリース曲は総合17→7位、ポイント前週比160.4%を記録し、4月1日公開分以来となるトップ10内復帰を果たしています。背景にはダウンロード(13→4位)、ストリーミング(14→8位)、動画再生(18→10位)といったデジタル関連指標の上昇に加えて、ラジオ(300位未満→19位)の躍進も挙げられます。
【今週のJAPAN Hot 100ハイライト】
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嵐、ラストライブ効果で6曲がトップ100入り📈
7位「Five」(前週17位)
27位「Love so sweet」(70位)
36位「Happiness」(圏外)
59位「One Love」(圏外)
84位「Monster」(圏外)
95位「A・RA・SHI」(圏外) https://t.co/Q4pIPm8Fvt
また当週は「Five」のほか5曲が100位以内に登場。いずれもデジタル指標群が強さを発揮していることが、ダウンロード、ストリーミングおよび動画再生指標の合計ポイント増加順に並べたHot Shot Songsチャートから解ります。
5月31日にラスト・ツアー【ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」】のファイナル公演を東京ドームで行った嵐は、トップ20圏内に「Five」(5位)、「A・RA・SHI」(6位)、「Monster」(7位)、「カイト」(9位)、「GUTS!」(10位)、「Troublemaker」(13位)、「感謝カンゲキ雨嵐」(15位)、「ワイルド アット ハート」(16位)、「truth」(19位)の計9曲がチャートイン。いずれもラスト・ライブで披露された楽曲となっており、多くのリスナーが再び楽曲に触れていることがわかる。
【Hot Shot Songs】LE SSERAFIM「BOOMPALA」首位、嵐がトップ20圏内に9曲送り込む https://t.co/9Y4dnGOmN3
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年6月3日
主要サブスクサービスでは「Five」そして嵐の各作品が、次週の集計期間初日となる6月1日にピークを迎えています。
6月1日付Apple Musicデイリーチャートでは、#嵐 が100位以内に32曲を送り込んでいます(前日比9曲増)。また11位までを独占しています(前日はトップ10内に7曲登場)。https://t.co/aNJvccTsJd pic.twitter.com/WlzlVw30oG
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) 2026年6月2日
【日本の最新Spotifyデイリーチャート ハイライト】
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) 2026年6月2日
活動終了翌日、#嵐 の楽曲がさらに勢いを高めています。50位以内には新たに8曲が登場し、計19曲を寡占。また200位以内には43曲がエントリーしています(前日比12曲増)。 https://t.co/x2GExSyUJ4
6月1日付LINE MUSICデイリーチャートでは、#嵐 が100位以内に36曲を送り込んでいます(前日比16曲増)。またトップ10内には9曲が登場しています(前日比7曲増)。https://t.co/GZzzdtcJvj pic.twitter.com/5y6HEOzl9u
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ経験者) (@Kei_radio) 2026年6月1日
次週はJI BLUE「景色」が、フィジカルセールス指標初加算に伴い上位に進出することが見込まれます(水曜までのフィジカルセールスは本日発表予定)。一方でビルボードジャパン総合ソングチャートでは嵐「Five」が首位に返り咲き、また旧譜が総合100位以内に大挙エントリーするかもしれません。ストリーミングが鍵と考えるに、「景色」がその指標をどこまで伸ばすかが次週のポイントに成ると捉えています。
最後に。ビルボードジャパンによる6月3日公開分の各種チャート(グローバル関連は6月4日公開分)は2026年度下半期初週に該当します。昨年度は下半期初週にてソングチャートおよびアルバムチャートにリカレントルールが導入されていますが、今年度下半期においては現時点までにチャートポリシー(集計方法)変更はアナウンスされていません。