ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<5月6日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
back number「ブルーアンバー」(4月29日公開分 総合31位)
Mrs. GREEN APPLE「StaRt」(同 総合85位)
・アルバムチャート
BE:FIRST『BE:ST』(4月29日公開分 総合21位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
5月6日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:4月27日~5月3日)は、Mrs. GREEN APPLEが首位を獲得しています。

(5月6日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
Mrs. GREEN APPLEの首位獲得は2月25日公開分以来。当週は「風と町」がソングチャートで4位、ポイント前週比102.2%と好調をキープ。大森元貴さんのソロ曲「催し」が13位に初登場したこともさることながら、「風と町」が2週連続でラジオ指標を制したことも同曲、そして歌手別チャートに影響したとみられます。Mrs. GREEN APPLEはストリーミング、ラジオ、動画再生およびカラオケの4指標を制しています。
トップ10内返り咲きは3組。timeleszは『MOMENTUM』のアルバムチャート首位初登場に伴い歌手別でも92→2位に。一方で総合トップ10入りした歌手では唯一、ストリーミング指標が100位以内に入っていません。これは『MOMENTUM』のデジタル未解禁が大きく、次週はアルバムそして歌手別チャートで大きく後退する可能性も考えられます。
「3XL」がソングチャートを制したNumber_iは、歌手別チャートで31→5位に。同曲にてフィジカルセールス指標初加算に伴い通算2週目の首位を獲得したことが大きく影響した形です。一方、同じくフィジカルセールス指標初加算に伴い「BANG!!」がソングチャート2位に浮上したSnow Manは歌手別チャートで20→8位に。「BANG!!」は集計期間中にデジタル未リリースであり、次週のチャート集計期間初日に解禁されています。
フィジカルセールス指標加算2週目における総合チャートの重要性については、&TEAMが物語っているといえるかもしれません。アルバム『We on Fire』の同指標初加算に伴いアルバムのみならず歌手別チャートも前週制した&TEAMですが、当週はアルバムにてストリーミング指標が未加点となり、歌手別でも同様の状況に。これにより、トップアーティストチャートにおいて1位から100位未満に急落しています。
11位以下をみると、サカナクションが19→12位に浮上。「夜の踊り子」がネットのバズ(さらには本人による"踊ってみた"動画の人気)に伴いソングチャートで43→14位に上昇。同曲を収録した『sakanaction』がアルバムチャートで66→40位に上昇(ストリーミング指標は36位に)、そして歌手別チャートにも波及しています。
前週のトップ10から後退したのは先述した&TEAMのほか、INIは8→64位、そしてローレン・イロアスさんは10位→100位未満に。INI以外はストリーミング指標を加点しておらず、またINIは同指標74→97位と推移しています。
<5月6日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週2位) Mrs. GREEN APPLE
2位 (92位) timelesz
3位 (3位) BTS
4位 (4位) HANA
5位 (31位) Number_i
6位 (5位) back number
7位 (6位) M!LK
8位 (20位) Snow Man
9位 (9位) 米津玄師
10位 (7位) Official髭男dism