ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。
ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。
<4月1日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>
・ソングチャート
ちゃんみな「SAD SONG」(3月25日公開分 総合28位)
・アルバムチャート
Number_i『No.Ⅱ』(3月25日公開分 総合5位)
SUPER BEAVER『27』(同 総合68位)
トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。
4月1日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:3月23~29日)は、BTSが首位を獲得しています。

(4月1日公開分ビルボードジャパントップアーティストチャート、総合10位までにおける指標構成を示したCHART insightを上記に。こちらは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています。なお、ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています。)
前週およそ3年9ヶ月ぶりに首位に返り咲いたBTSが、今回2連覇を達成。アルバム『ARIRANG』が初の1週間フル加算となったことが大きく、同作品はアルバムチャートで2週連続首位、またリード曲の「SWIM」は17→3位へ上昇しています。加えて後者では、『ARIRANG』収録の14曲が95位までにすべて登場。ストリーミング指標はいずれも62位までに登場しており、ストリーミングの強さや重要性がみえてきます。
歌手別チャートのトップ3は、HANAがMrs. GREEN APPLEを逆転し2位に。HANAは新曲「Bad Girl」がソングチャート21位に初登場したことが影響していますが、同曲は海外の標準リリース日である金曜に解禁されており、初の1週間フル加算対象となる次週の動向に注目です。
トップ10内ではMr.Childrenが19→4位、King & Princeが36→7位、そしてDXTEENが100位未満→10位に浮上。注目は『産声』がアルバムチャート総合2位に初登場したMr.Children。そのアルバムチャートではBTS『ARIRANG』の後塵を拝するも、ストリーミング指標は『ARIRANG』、HANA『HANA』に続く3位と好スタート。次週は『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)出演効果等に伴い各チャートでの上位安定も期待できます。
DXTEENは『Heart Beat』がアルバムチャート4位に初登場。フィジカルセールスはMr.Children『産声』と僅差だったもののストリーミング指標は300位未満となり加点されていません。次週この指標を加点できなければ『Heart Beat』の総合100位未満への後退、さらには歌手別チャートでの急落も考えられます。なお前週同様の動きにて歌手別チャート10位に入ったLienelは、デジタルが充実せず当週100位未満へ後退しています。
トップ10未満をみると、KAT-TUNが82→12位に急上昇を果たしています。これはデビュー20周年記念となる3月22日に全曲のサブスク解禁を実施し、当週初の1週間フル加算となったことが反映されています。ソングチャートでは「Real Face」(46位)等2曲、アルバムチャートでは『10TH ANNIVERSARY BEST "10Ks!"』(10位)をはじめとする5作品が、総合100位に登場。いずれもストリーミングが牽引しています。
<4月1日公開分トップアーティストチャート トップ10>
1位 (前週1位) BTS
2位 (3位) HANA
3位 (2位) Mrs. GREEN APPLE
4位 (19位) Mr.Children
5位 (4位) back number
6位 (6位) M!LK
7位 (36位) King & Prince
8位 (8位) 米津玄師
9位 (5位) 嵐
10位 (100位未満) DXTEEN