3月25日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:3月16~22日)では、前週首位に立った櫻坂46「The growing up train」が22位へ後退。BE:FIRST「BE:FIRST ALL DAY」が首位初登場を果たしています。
【ビルボード】BE:FIRST「BE:FIRST ALL DAY」が総合首位、ヨルシカ「春泥棒」が再浮上 https://t.co/eM4GOCKDyQ
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年3月25日
ソングチャート制覇はBE:FIRSTにとって12曲目(記事では11曲目となっていますがATEEZとのコラボ曲「Hush-Hush」を含めると12曲に)。フィジカルセールス指標未加算での首位獲得は「街灯」(2025年12月17日公開分 9,544ポイント獲得)以来となり、今作は初週9,634ポイントを記録しています。


BE:FIRSTによる直近の、フィジカルセールス指標未加算でビルボードジャパンを制した2曲の初週におけるCHART insightをみると、指標構成の類似が見て取れます。数値が判明しているダウンロードは「街灯」が27,232DLに対し「BE:FIRST ALL DAY」は23,117DL、ストリーミング再生回数は前者が5,510,687回再生に対し後者は6,128,801回再生となっており、今作はダウンロードの減少をストリーミングの上昇が補ったといえます。
また「街灯」、「BE:FIRST ALL DAY」共に初登場時において、ラジオと動画再生の2指標を制しています。ラジオ指標はプランテックによる全国主要放送局のラジオオンエア回数を基に各局の聴取可能人口等を加味して算出されますが、プランテックの記事をみると「街灯」(記事はこちら)、「BE:FIRST ALL DAY」(→こちら)共にオンエア傾向が類似。関東のラジオ局、また定期枠でのオンエア集中の状況からは施策の存在が読み取れます。
最近は主にSTARTO ENTERTAINMENT所属歌手以外の男性アイドル/ダンスボーカルグループが音源リリース週にラジオ施策を強化し、ビルボードジャパンでの高位置初登場を見据えて動いていると捉えています。当週はSixTONES「一秒」がフィジカルセールス指標初加算に伴い前週の100位未満から2位再登場を果たしていますが、ラジオは15位に。この差もBE:FIRST「BE:FIRST ALL DAY」の首位獲得につながったといえるでしょう。
音楽チャートがすべてではないとして、しかしどうすれば初動を最大化できるかを考え実行してきたからこそBE:FIRSTは12曲もの首位獲得作品を輩出し、日本の音楽業界にて揺るぎない地位を築いたと考えていいでしょう。そしてその高いチャート意識は、こちらの記事にも現れているというのが自分の見方です。
BE:FIRST新曲「BE:FIRST ALL DAY」が「Billboard JAPAN総合ソング・チャート JAPAN Hot 100」1位獲得#BEFIRST
— THE FIRST TIMES_NEWS (@The_FirstTimesN) 2026年3月25日
▼MV・記事の詳細はこちらhttps://t.co/HkxVKDh1Xe
ビルボードジャパンがソングチャートをCHART insightにて公開したのは昨日13時過ぎであり、そこから2時間経たずに記事が公開されています。リリース情報の掲載を踏まえれば、おそらく歌手側のプレスリリースに基づき用意された記事とみられます。総合首位を獲得することを目指して動き、その可能性が高まったことでプレスリリースを用意したと推測するに、やはりBE:FIRSTのチャートへの高い意識を感じずにはいられません。
BE:FIRST「BE:FIRST ALL DAY」における今後の注目点は、やはりどこまで勢いをキープできるかということでしょう。

上記はBE:FIRSTによるビルボードジャパンソングチャート週間3位以内ランクイン曲(ATEEZとの「Hush-Hush」を除く)。この中で総合100位以内最長ランクインは「Bye-Good-Bye」の26週ですが、「夢中」が週間最高7位ながら48週ランクインを果たし、キャリア最長記録を更新中です。

CHART insightにて青で表示されるストリーミング指標の上位安定を踏まえれば、「夢中」ではライト層(曲は気になるが歌手のファンというわけではない方)の支持が大きいと考えます。そしてライト層ほど、この曲をBE:FIRSTの代表作と据えるのではないでしょうか。同曲に続くヒットが生まれ、将来のコアファン候補と成り得るライト層を増やすかに注目です。