(※追記(3月10日19時09分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)
現地時間の3月9日月曜に発表された、最新3月14日付米ビルボードソングチャート(集計期間:2月27日~3月5日)。前週首位に返り咲いたエラ・ラングレー「Choosin' Texas」は2位へ後退、ブルーノ・マーズ「I Just Might」が通算3週目の首位を獲得しています。
Bruno Mars’ ‘I Just Might’ Back to No. 1, ‘Risk It All’ Debuts in Top 5 on Billboard Hot 100https://t.co/PnJCZgsRrW
— billboard (@billboard) 2026年3月9日
ブルーノ・マーズ「I Just Might」は1月24日付で首位初登場を果たし、2連覇を達成した作品。ブルーノにとって通算10曲目にして、初登場での首位獲得は初となります。今回はアルバム『The Romantic』の首位初登場に伴い、同曲も前週の5位から上昇。アルバムおよびその収録曲が総合アルバム/ソングチャートの双方を制するのは、ブルーノにとって初となります。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ブルーノ・マーズ『ザ・ロマンティック』が初登場1位、バッド・バニーが続く https://t.co/BKKR8VOAal
— Billboard JAPAN(ビルボードジャパン) (@Billboard_JAPAN) 2026年3月9日
「I Just Might」はストリーミングが前週比70%アップの1800万(同指標4位)、ダウンロードが同37%アップの6,000(同指標首位(ただし通算週数は記事未記載))、ラジオが同6%アップの7250万(同指標通算3週目の首位)を記録。また同曲は総合ソングチャートと集計方法を同一とするホットR&B/ヒップホップソングチャートならびにホットR&Bソングチャートにて、共に8週目の首位を獲得しています。
ブルーノ・マーズ『The Romantic』からは、「Risk It All」が4位に初登場。ブルーノにとってトップ10ヒットは通算22曲目となります。ストリーミングは2320万を記録し、キャリア5曲目となるストリーミング指標制覇を果たしています。
ブルーノ・マーズはストリーミングは「Risk It All」、ラジオは「I Just Might」と異なる2曲で同時制覇。このような記録達成は2023年11月11~18日付におけるテイラー・スウィフト以来(ストリーミングは『1989 (Taylor's Version)』収録の「Is It Over Now? (Taylor's Version) (From The Vault)」、ラジオは『Lover』収録の「Cruel Summer」が首位に)。また同一アルバムから異なる曲がストリーミングおよびラジオ指標を制したのは、ザ・ウィークエンド『Beauty Behind The Madness』収録の「Can't Feel My Face」および「The Hills」が2015年10月3日付で達成して以来、10年以上ぶりとなります。今回のブルーノ・マーズによる記録は「I Just Might」のラジオでの上昇、および「Risk It All」の強力なストリーミングでの発進が同時に起きたことを示しています。
ピンクパンサレス & ザラ・ラーソン「Stateside」が13→7位に上昇。躍進の背景はストリーミングが前週比49%アップの1870万と大きく上昇したことにあります。またラジオは前週比48%アップの260万を記録しています。
ピンクパンサレス & ザラ・ラーソン「Stateside」はミラノ・コルティナ冬季オリンピックの女子スケート個人および団体で金メダルを獲得したアリサ・リュウが、そのエキシビションにて披露した際に用いたことでさらなるヒットに。エキシビションではアリサが、同曲のミュージックビデオでピンクパンサレスが披露したダンスの一部も用いています。
「Stateside」は元々ピンクパンサレスが昨年4月にリリースしたアルバム『Fansy That』に単独版として収録されたもので、ザラ・ラーソンとの共演版は他の歌手とのコラボレーションも含めた昨年10月リリースの『Fancy Some More?』に収められています。今回のヒットによりピンクパンサレスはアイス・スパイスとの「Boy's A Liar, Pt.2」(2023年3月 3位)以来2曲目となるトップ10入りを果たしています。
そしてザラ・ラーソンにとっては今回が初のトップ10ヒットに。総合ソングチャートではMNEKとの「Never Forget You」(20016年3月5日付)がキャリア初登場となり、そこから10年と1週間を経て今回トップ10入りを果たしたこととなります(なお同曲はその後6月に最高13位に達し、これまでのキャリア最高位となっていました)。ザラは同年7月に「Lush Life」もチャートインを果たしていますが、今年1月にトップ40内へ復帰し、2月には36位を記録しています。また「Stateside」「Lush Life」がトップ40内に同時ランクインを果たした週にザラの最新シングル「Midnight Sun」も初登場を果たし、以降3曲同時ランクインを続けています。
ピンクパンサレス & ザラ・ラーソン「Stateside」は、総合ソングチャートと集計方法を同一とするホットダンス/ポップソングチャートで通算3週目の首位を獲得しています。
エラ・ラングレー「Choosin' Texas」は2位に後退するも、総合ソングチャートと集計方法が同じホットカントリーソングチャートでは通算15週目の首位を獲得。またソンバー「Back To Friends」は9→10位にダウンしていますが、ホットロック&オルタナティブソングチャートでは通算19週目の首位に至っています。
最新のトップ10はこちら。
This week's top 10 on the #Hot100 (chart dated March 14, 2026).
— billboard charts (@billboardcharts) 2026年3月9日
Details: https://t.co/WMo2t4M9nI pic.twitter.com/YjO3oZDuRr
1位 (前週5位) ブルーノ・マーズ「I Just Might」
2位 (1位) エラ・ラングレー「Choosin' Texas」
3位 (2位) オリヴィア・ディーン「Man I Need」
4位 (初登場) ブルーノ・マーズ「Risk It All」
5位 (3位) アレックス・ウォーレン「Ordinary」
6位 (4位) テイラー・スウィフト「Opalite」
7位 (13位) ピンクパンサレス & ザラ・ラーソン「Stateside」
8位 (6位) HUNTR/X(ハントリックス)(イジェ、オードリー・ヌナ & レイ・アミ)「Golden」
9位 (7位) テイラー・スウィフト「The Fate Of Ophelia」
10位 (9位) ソンバー「Back To Friends」
続いてグローバルチャートを紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。3月14日付ではGlobal 200にてブルーノ・マーズ「Risk It All」が首位初登場、Global 200から米の分を除くGlobal Excl. U.S.ではバッド・バニー「DtMF」が首位をキープしています。
Bruno Mars’ ‘Risk It All’ Blasts In at No. 1 on Billboard Global 200 Charthttps://t.co/bAGhTjJ9RS
— billboard (@billboard) 2026年3月9日
This week's top 10 on the Global 200 (chart dated March 14, 2026).
— billboard charts (@billboardcharts) 2026年3月9日
Details: https://t.co/FSEqo3GeE4 pic.twitter.com/IV0aWRs5sZ
This week's top 10 on the Global Excl. U.S. chart (dated March 14, 2026).
— billboard charts (@billboardcharts) 2026年3月9日
Details: https://t.co/FSEqo3GeE4 pic.twitter.com/62Pj2ngrRf
ブルーノ・マーズ「Risk It All」はGlobal 200においてストリーミング5170万およびダウンロード9,000を記録。ブルーノのGlobal 200制覇はレディー・ガガとの「Die With A Smile」(2024年9月~2025年5月 通算18週)、ロゼとの「APT.」(2024年11月~2025年2月 通算12週)に続く3曲目となり、他の歌手との共演を含まない曲での首位獲得は初となります。また「Risk It All」はGlobal Excl. U.S.にて5位に初登場を果たし、同チャートでのトップ10入りはキャリア5曲目に(Global 200では6曲目)。なおアルバム『The Romantic』の初登場に伴い、「I Just Might」はGlobal 200で15→5位、Global Excl. U.S.では18→7位に上昇。同曲は双方のチャートにて初登場時の4位が最高位となります。
バッド・バニー「DtMF」はGlobal Excl. U.S.で4週連続、通算4週目の首位に。ストリーミングは前週比14%ダウンの3520万、ダウンロードは同13%ダウンの1,000を記録しています。なお同曲はGlobal 200にて1→3位と推移しています。
ピンクパンサレス & ザラ・ラーソン「Stateside」がGlobal 200で前週の11位から、Global Excl. U.S.では15位から、共に2位へ上昇。Global 200ではストリーミングが前週比60%アップの5240万およびダウンロードが同14%アップの2,000を記録しています(Global Excl. U.S.では記事にて数値は未記載)。ピンクパンサレス、ザラ共にふたつのチャートでキャリア2曲目となるトップ10ヒットにして、今回最高位を更新。Global 200におけるこれまでの最高位はピンクパンサレスがアイス・スパイスとの「Boy's A Liar, Pt.2」(2023 3位)、ザラが「Lush Life」(2026年1月 8位)となっていました。なお2指標の数値同様、Global Excl. U.S.における両者のこれまでの過去最高位は記事未記載となっています。
※追記(3月10日19時09分)
日本時間の3月10日夜、Global 200の全容が発表されました。日本の楽曲動向については、Xにて発信しています。
3月14日付 #Global200 における日本の楽曲の動向。
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2026年3月10日
(集計期間:2月27日~3月5日)https://t.co/SdjUqOxjX2
38位 (初登場) #嵐「Five」
95→155位 #米津玄師「IRIS OUT」
前週197位の #SnowMan「オドロウゼ!」は200位未満へ後退しています。
米ビルボードのグローバルチャート(#Global200、および Global 200から米の分を除いたGlobal Excl. U.S.)については、ブログ #イマオト にて解説しています。https://t.co/WBkj49nD5I
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2026年3月10日
なおGlobal Excl. U.S.は米ビルボード有料会員のみ閲覧可能のため、10位未満は紹介できません。ご了承ください。