昨日付エントリーにて、『第76回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と表記)の出場歌手予想最終版を掲載しました。
その際、白組でM!LKが初登場を果たすと予想しています。この予想は初回以降変わっていませんが、彼らによる「イイじゃん」は上半期トレンドを席巻した一方でビルボードジャパンソングチャートではヒットしたと言い難いということを、下記エントリー等にて指摘しています。
ゆえにM!LKが「イイじゃん」で紅白出場の座を射止めたならばビルボードジャパンがソングチャートのチャートポリシー(集計方法)を見直す必要があると捉えていますが、一方でM!LKが音楽チャートで実績を上げてきていることに注目しています。
ビルボードジャパンによるM!LKのチャート成績はこちらで確認できます。
ソングチャートは"Hot 100"を選択すると表示されるのですが、今年上半期に流行した「イイじゃん」は週間最高45位、100位以内ランクイン4週となり、ヒットしたとは言い難いというのが率直な私見です。

一方でこの曲が彼らの存在を気付かせ、またファンダムの結束力を高め、その後リリースする曲のチャートアクションにつながっていると捉えていいのかもしれません。

フィジカルシングルとしては「エビバディグッジョブ!」以来7ヶ月半ぶりのリリースとなった「アオノオト」は、7月16日公開分ビルボードジャパンソングチャートで自己最高タイとなる3位に。初週フィジカルセールスは前作の71,036枚から184,542枚と大きく伸び、自己最高の初動を獲得。また総合100位以内在籍週は「ブルーシャワー」(2024 週間最高4位)と並び5週となっています。

また、デジタルシングルとしては「wan」(2025年6月 最高24位/100位以内通算4週在籍)に次ぐリリースとなる最新曲の「好きすぎて滅!」は、最新11月5日公開分ビルボードジャパンソングチャートで15位に初登場。フィジカル未リリースの作品ながらストリーミング指標が11位、動画再生指標が17位等、接触指標群が引っ張る形で上位進出を果たしています。
尤もこれらの曲にて、M!LKがLINE MUSIC再生キャンペーンを実施していることがチャートアクションに大きく寄与しています(「イイじゃん」はこちら、「アオノオト」はこちら、「好きすぎて滅!」はこちらにてキャンペーン内容が掲載)。再生キャンペーンは企画終了後のストリーミング急落につながるため、LINE MUSICは勿論のこと他のサブスクサービスでも安定して聴かれることが彼らの課題であることは間違いありません。
日本における11月9日付Spotifyデイリーチャート、200位以内の初登場曲。
— Kei (ブログ【イマオト】/ポッドキャスト/ラジオ『imaoto on the Radio』) (@Kei_radio) 2025年11月10日
192位 #MILK「好きすぎて滅!」
その点において、M!LK「好きすぎて滅!」が日本の最新11月9日付Spotifyデイリーチャートで初の200位以内エントリーを果たしたことを興味深く捉えています。SpotifyのデータはKworb.netにてまとめられていますが(→こちら)、この曲がM!LKにとって日本のSpotifyにて初となる200位以内ランクインとなるのです。
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— M!LK OFFICIAL (@milk_info) 2025年11月2日
❣️11月3日(イイみるくの日)
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M!LKにとってたくさんの挑戦があった2025年もラストスパート!
最高な一年の締めくくりにするために、結成当初の10年前から言葉にし続けてきた目標「紅白歌合戦」に出たい。
『#みるく行くぞ紅白』… pic.twitter.com/Ohl6YnsPIg
M!LKは以前より、紅白出場の夢を熱く語っています。上記ポストもさることながら、『ラヴィット!』(TBS)ではシーズンレギュラー初回となった10月の放送にてメンバーの佐野勇斗さんも同種の内容を述べています。「イイじゃん」の流行がファンダムの結束力を高め、またM!LKのひたむきな思いがライト層やグレーゾーンにも届いたことで、新曲がより深く/広くチェックされ、チャートアクションにつながっていると感じます。
M!LKの紅白出場が叶い、「イイじゃん」がそのきっかけになったならば、ビルボードジャパンはソングチャート主体に流行をより反映する形へチャートポリシー(集計方法)を変更するよう検討することが必要でしょう(他方LINE MUSIC再生キャンペーンについては採用曲に減算処理を施すことを検討すべきというのが私見)。チャートポリシーが動く可能性も踏まえるに、M!LKが紅白出場を果たすかは今年の要注目ポイントなのです。